近所のホームセンターが改装するというので
売り尽くしセールをやっている。DVDも5割引という破格。
前から見たかった押井守の『アヴァロン』があったので買った。
アヴァロンは、限りなく現実に近いオンラインゲームの話。全編ポーランドロケ、ポーランド軍全面協力で戦車なんかがバンバン出てくる。
アヴァロンというゲームは、脳とコンピュータを直接有線で繋ぎ、ヴァーチャル感を強めるが、熱中しすぎてロスト・未帰還者=廃人を出してしまうとても危険なゲーム。
(脳とコンピュータを繋ぐというと、『マトリックス』を連想されるかもしれないが、押井のほうがさきに『攻殻機動隊』でやってるよ)
現在でも韓国や中国で、オンラインゲームのやりすぎで死ぬ人が
出ているので、まんざらSFともいえないところがリアル。
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主人公はこのゲームで稼いだ金で生活しているようだが、
実際、FF11のアイテムやアカウントなどはヤフーオークション
などで5万とかで売られているので、これも微妙に現実とリンクしているところが面白い。押井監督は、パチンコでメシが食えるのに、ゲームで食えないというのはおかしな話だと思いながら、4年前に『アヴァロン』を作ったらしい。