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要改稿 読書ノート

乙一『暗いところで待ち合わせ』 幻冬舎文庫 感想

投稿日:2004-02-20 更新日:

高校生のとき、ミステリ小説に失望して以来、
ミステリは全然読んでいなかった。
たしか宮部みゆきの初期のと赤川次郎の本を読んで
あまりの展開の強引さに辟易したからだ。

しかし、HPの書評で興味を持って乙一を読んでみる事にした、、
事故で視力を失った少女の家に殺人の容疑者の男が
住人に気づかれないように潜む。
これもなかなか強引な話の持っていきかただが、
少女の視力を失った感覚がリアルに描かれていてグイグイ読んだ。

息もつかせぬまま2時間で読了してしまった。
いろんな事実が徐々に明らかになっていく展開は
読者をあきさせないし、盲目の不安からの自立というテーマもあって
泣かせる。おもしろかった。

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暗いところで待ち合わせ

暗いところで待ち合わせ

一つ心残りがあるとすれば登場人物の心の闇を
もっと書いてほしかったことかな。想像するのも興味深いが。

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