360度から観れるというのが目玉だそうです。
(何年か前もやっていたようだが)
前回の唐招提寺展で、仏像を博物館で観るということに
大変失望していたので、今回もあまり期待せずに観ました。
やはり中宮寺で観た様に、崇高な姿には観えません。
仏像は寺の建築という舞台装置があって初めて光り輝くものだと再認識しました。
もともと正面から見た場合に一番良く映えるように造られている像なので
横から見ても後ろからみても、学問的興味でみる人以外は別にどうってことないでしょう。
奉納されているという聖徳太子が持っていたという伝説の七星剣。
いわゆる日本刀ができる前の飛鳥時代のもので直刀というらしいです。
大陸の巴蜀の剣という感じの小ぶりのものですが、もちろん国宝。
出来たばかりのような輝きが残っているので、本当に奈良時代のものか
疑ってしまうほど綺麗です。
あと、正宗の弟子が造ったとかいう大包平という日本刀もすごかった。
東博はとにかく広いので疲れるが、2ヶ月に一度はいって損は無いです。