恵比寿のガーデンプレイス近く、東京写真美術館で
ヴェネチアビエンナーレで展示されたオタクと建築との
関連性というテーマの帰国展がやっているというので
出張帰りに山手線に30分以上のってわざわざ見に行った。
入場料300円と格安だが、展示はしょぼかった。
しかも秋葉原にいるような人が大挙して押し寄せておる。
あんな展示だったら、実際に秋葉原の街をちょっと歩いたほうが
何倍も興味深いと思う。
新日曜美術館も、オタクを持ち上げすぎだと思った。
なんか中高年の人や官僚が、景気回復のためとかに
オタク文化を必要以上に持ち上げているが、
昔からゲームや漫画が好きだった、二十代から三十代の
人らは冷ややかにそんな風潮がすぎるのを観ていると思う。
ただ一つ感心したのは、台湾か香港か、もしかしたら上海あたりかも
しれないが、中国系の団体客が沢山いた。
中国人をはじめ、アジアの国々の人も日本の漫画文化が大好きなのに
なんでマスコミはアメリカやフランスでオタク文化が人気という
報道しかしないんだろうか。やはり白人コンプレックスか。