台湾・中国・香港の話題

鋼鉄的

アート

イスラーム陶器の美

投稿日:2006-05-07 更新日:

岡山『市立』オリエント美術館に、

イスラーム陶器の失われた技術である

ラスター彩を復活させた漢、加藤卓男展を見て来ました。

公立の美術館で中東専門のものは、

池袋にある中東文化センターと、岡山のオリエント美術館だけです

市民の血税で運営されておるのです。でもいつも人少ないのです。

見る方としては人が少ない方がいいですが、

せっかく安く入れるんだからもっと活用しないと損ですよ。

去年アッシリアレリーフを2000万円で買ってたし、

ラスター彩のコレクションは多分世界でも相当頑張ってる方だと思います。

ラスター彩ってのは、低火度強還元窯で焼いた独特の陶器で、

絵付けが金属光沢を持つのが特徴ですが

東洋の陶器とは明らかに違う美しさで、

スポンサーリンク

もう窯変なんか起してる陶器は悶絶するほど美しいです。

トルコブルーやペルシャブルーの青釉銀華も鮮やか過ぎて

もう「はぁ〜!」とか「でぇ〜!」という感嘆の言葉しか

出てきません。なぜ砂漠でこれだけの色彩が生まれたのか

不思議でたまりません。

老人的な趣味ですが、僕は絵画よりも焼き物を見る方が

好きですな。絵画は基本的に面だからその面しか見れない、

(ルオーとか例外はあります)

けれども陶器は360度見て飽きないし、

刻々違う表情見せます。美術館では手にとって見れないけど

手にとって見ることもできるし、実際に使うこともできる。

器物の美は一粒で何倍もオトクです。

ラスター彩の陶器でカレー食べたら美味いんだろうなー。

-アート

Copyright© 鋼鉄的 , 2017 All Rights Reserved.