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朝鮮

ハングルと『易経』の関係を考えてみる

投稿日:2007-11-17 更新日:

日本語を教えてあげるかわりに

ハングルを韓国人留学生に教えてもらうことになった。

ハングルは10年前から何度かチャレンジしているが、

最初の段階で必ず躓いてしまっていた。あの幾何学的で

無機質な字がどうもダメなのである。漢字の象形の美しさを

白川静先生によってたたき込まれた身にとって、あまりに

味気なく感じてしまうからである。

しかし、最近、中国文明への興味がなんだか薄らぎつつある。

10年以上心酔してきたので、倦怠期といったところか。

というか、学べば学ぶほど中国は分からない。茫洋としすぎている。

今回、ハングルを学ぶことにより、中国へも新しい視点を

向けられるかも知れない。

なにより、その韓国人の留学生が

大変な美人さんである(←向学のために兎にも角にも重要である。)

儒教で言う「四書五経」はとりあえず目を通してきた。

分かる分からないは2の次で、とにかく原文にアタックした。

しかし、そのうちの「易経」だけはどうしても

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退屈で困った。周の時代から伝わる重要なもので、

その2進法的思考は、すべての事象を0と1で表現する

コンピューターの成立に深く関わっていると知りつつも

どうにも無機質でとりつく島もなかった。

大韓民国は国旗に太極図と、易経の纂木を描いている。

哲学的思考を国旗に採用する珍しい国だ。

ハングルを再勉強していて、ハングルと易経の無機質さには

どうも関連があるのではないかと、沸々と思いこみ始めた。

ハングルを讃美する人たちは、世の中のすべての音を

ハングルで表すことが出来る!ハングルは宇宙を包む!と

壮大なことを言っているからである。

日本にもナショナリストはいるが、日本語をここまで讃美する

人はそうそういない。ハングル讃美者がここまでいうには

それなりの哲学的背景があるに違いない。

ハングルを学びながら、易経も学んで、一挙両得といきたい。

というか、そういう動機付けをしないと

語学は続かない。

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