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『Perfume』テクノ・ポップ?サイボーグ・ロック?

投稿日:2008-04-22 更新日:

「メタル狂・メタル厨」である僕だがそれはメタルが常軌を逸して好きなだけであり、基本的にはどんなジャンルの音楽も好きである。その中で比較的好きなジャンルがテクノ。特に「kraftwork」とか、古き良きテクノが琴線に触れる。友人の影響でエレクトロニカも好きである。「mum」とかはメタルを聴き過ぎて疲れた耳に最適な癒しとなる。

 メタル厨もジャンルを細分化するのが好きだが、テクノの世界も、ジャンルが相当入り組んでいて素人には近づきがたい世界を構築している。テクノ・ハウス・エレクトロ、エレクトロニカ? エレクトロとエレクトロニカの違いとか僕には全く分からない。ゴシックメタルとドゥームメタルの違いのようなモノかな??

 そんな百鬼夜行のテクノ界から、メジャーシーンにイキナリ飛び出してきたのが
perfumeというグループ。最初は単なるアイドルか、と思って見向きもしていなかったんだけど、NHKで特集をしていたのを観て、注目するようになった。

 その特集でのインタビューによると、彼女たちは歌声を「声」としてではなく、「楽器」として扱っている。X JAPANのギタリスト・hideがソロ活動をするときに
「声」をギターと併置して「楽器」として扱っていたのとスタンスは同じである。hideはサイボーグロックと命名していたが。

 テクノ系の歌手でも、perfumeほど感情を意図的に廃して歌うグループは珍しいように思う。感情を意図的に廃している曲、というのは日本画の「余白の美」のように、聴く側の想像が働いて補完する余地が生まれるのでそれぞれの妄想が仮託される。僕は古き良きSFによくありそうな、荒廃した近未来の街並みに落ちてゆく赤い太陽、その美しさを聴くたびに思い浮かべる。

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 perfumeのプロデューサー・中田ヤスタカは楽曲のコンセプトとして、「テクノ全体からジャンルにこだわらずポップでおいしいところを抽出してきた」と言っている。perfumeは、複雑怪奇なテクノ界への羅針盤となってくれる存在ともいえる。
メタル界でもそういうバンドがでてくれないかなー!

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