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モンゴル動乱の可能性やいかに

投稿日:2008-05-14 更新日:

 チベットで暴動が勃発しているが、中国国内で同じ少数民族である蒙古族の動向が気になる。

 モンゴルは外モンゴル内モンゴルに分裂している。外モンゴルモンゴル国として独立し、内モンゴル内蒙古自治区として中国に属す。民族統一の動きがあって、内モンゴルが暴動を起こしてもおかしくはない。蒙古族の宗教の多くはチベット仏教であり、宗教弾圧への反動も起こるのではないかと思っていた。

 しかし、チベット暴動ののち新疆のウイグル族が呼応したのに対してモンゴルは静けさを保ったままのように見える。半年ほど前から、内モンゴル自治区から蒙古族の人と友達になっていてだいぶ親しくなっていたので、内モンゴルで暴動がおこる可能性はないのかと聞いてみた。

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 その人の答えは「それはありえない」ということだった。デリケートな問題なうえ、その人もそれ以上話したくなさそうだったのでその話はそこで打ち切りになった。

 内蒙古自治区では、漢族の比率は80%を超えているそうだ。もはや反乱の余地などないのかもしれない。歴史的に見ても、内モンゴル地域は漢族が入植してから長い時間が経っている。その結果、耕地が増えて遊牧のみの生活というのはほぼ消えている。

 蒙古族の友達は中国の大学卒業後、日本に仕事にきた相当なインテリである。彼は漢族の文化と蒙古族の文化、どちらにも誇りを持っているようである。モンゴル語初等教育から行われているが漢籍も同じように学んでいる。彼の中では漢文化と蒙古文化が両立している。これが彼特有の個性であるのか、もしくは内蒙古が全体的にそうなのか分らない。

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