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読書ノート

森鴎外『舞姫』その恐怖の真実とは!?

投稿日:2008-07-02 更新日:

舞姫を読んだのは高校生の時だったか。高校の教科書に載ってるのを
授業中に暇つぶしに読んだ。

モテない高校生だった自分は
金髪のおねいちゃんにモテモテの主人公(鴎外自身)に
強烈に腹が立ったのと、捨てられたエリスが発狂してしまう
ラストで、主人公はDQN! エリスかわいそう!と
思ったことを覚えている。 それから再読することもなく
10年以上たった。

そして今日、屁爆弾さんの『舞姫』観を読んで衝撃を受けた。

『舞姫』はすばらしく面白い。面白いが一番最後の「エリスの発狂」というエピソードは気に入らない。結ばれた男から急に別れを切り出されたとあっては心情的にもゴネずに済ませられぬのは当然のことで、何とか男を引き止めるためならいちかばちかで気が狂った芝居ぐらいはして見せられるのが女の本性であるのに、男は「自分の裏切りのせいで愛する女が狂った」と思いたく、つまりはそれほど女というものが「弱くて純なねんね」であって欲しく、したがってそれをしゃあしゃあと真に受けて苦悩してしまうところに、まだ若かった鴎外の文学的気取りが見えるようでちょっと滑稽。

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もしかして、エリスの発狂は芝居だったのでは、、背筋が
ゾッとするととともに、自分が体験した修羅場・伝聞した修羅場
などを鑑みると、膝が笑ってくるほどの恐怖とともに、屁爆弾さんの
推理は核心を突いているのでは、としか思えなくなった。

いゃあ、女性って本当に怖いですね。。
くりぃむしちゅーの有田がオールナイトニッポン
「女はみんなゴミメガネ宣言」をしていましたが、私は
「女はみんな毒牙宣言」を主張しています。

でも女性はうまいこと毒牙を隠すので、気付いたときには
ザクリとやられていることもあります。

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