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読書ノート

さくら剛『三国志男』感想。三国志遺跡100ヶ所巡りに丸五ヶ月

投稿日:2008-07-30 更新日:

三国志男
三国志男
さくら 剛,しりあがり寿
0724読了(岡山市立幸町図書館)

題名を見て「なんだろう、電車男的なものか?」と思ったが
全然違った。横山光輝三国志&KOEI三国無双マニアの男が
三国志に関わる遺跡を100ヶ所 五ヶ月間でまわる巡礼記だった。

実は戦乱の三国時代にまつわる遺跡はあんまり残っていない。
そもそも三国時代は中国史の中でとても短い。

だがそこは中国人お得意の捏造ゴッド・ハンドで
三国志にこじつけたり、由来もないところを無理矢理名所に仕立てる。
筆者はそれをすべて承知した上で楽しんでいる。
中国の遺跡をまわるときはこの精神が非常に大切になる。

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日本人は三国時代を一番面白く思う人が多いが
個人的には 唐→清末→宋→春秋→三国志 くらいの順で好きだ。
だから中国に旅行すると、上の時代順で名所を巡る事が多い。
だが、それだと焦点がずれるし、頭の切り換えが大変だ。

この筆者のように、一時代に限定して回るというのは
もったいないとは思うが、どっぷり浸かるには良い方法かもしれない。

それでも五ヶ月もかかってるんだから、中国は広すぎる。
交通機関がまだ未熟ということも大きいけれど。

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