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中国文学まとめ[1891‐1962]胡適

投稿日:2008-08-07 更新日:

こてき Hu2 Shi4
現代中国の学者,思想家。字は適之(てきし)。
安徽省績渓県出身。

少年期に厳復・梁啓超の著述,とくに《天演論》《新民説》に影響を受けた。
1910年(宣統2年),アメリカに留学,コーネル大学,コロンビア大学に学ぶ。
デューイからプラグマティズムの哲学を学ぶ。
《古代中国における論理学的方法の発展》
(英文,1917,その漢訳《先秦名学史》を出版)で哲学博士を得る。

1917年帰国し北京大学哲学科教授となる。
この年《文学改良芻議》を発表し,文学革命を推進する。

儒学を正統とする価値観を覆す
《中国哲学史大綱》(上巻,1919刊)を書いて学術界に強い衝撃を与えた。

五・四新文化運動において陳独秀・李大訢と共に指導的立場につく。
しかし運動がマルクス主義的傾向を持つようになると離脱する。

1949年、中華人民共和国が大陸に成立するとアメリカに亡命し
1958年に台湾に渡る

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(私見)

中国に文学革命をもたらしたという点で、
中国文学に最も影響を与えたが、白話文学が主流になるのは
時代の必然だったと言える。

儒家を批判し乗り越えようとしたが、中国では後に新儒家が生まれ
儒家の再評価が広がり、今では儒家思想が主流に返り咲いた。

あくまで社会主義を否定し、アメリカ型の資本主義を支持したため
中国・大陸では常に乗り越えられるべき存在で批判の対象である。

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