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岸本 斉史『ナルト 第43巻』化けた漫画

投稿日:2008-08-14 更新日:

ナルトが連載開始されたとき、全然面白いと感じなかった。
正直もう「少年ジャンプ」は終わりだと思っていた。
しかし20巻あたりからだんだん面白くなって
サスケ編が冗長になってまた飽きていたがこの43巻で
長い長い伏線が回収されて物語がひとつの極みを迎えた。

サスケと兄との因縁は相当初期からあったと思うので
伏線回収まで約8年、40巻近くの道のりを費やしたことになる。
伏線の回収の仕方がやや強引に感じられるところから
作者も多分伏線を張ったときには結末を考えていなかったのではないか。
週刊連載していくうちで徐々に組み立てたと思われる。
しかし、この強引な力業こそ連載モノの醍醐味だと思う。
まとめ方が予想外だったので、感動もひとしおだった。

最近の漫画は大風呂敷を広げて、すごい伏線を張るが
結局うやむやに終わることが多い。『ベルセルク』とか
『ハンター×ハンター』とか、どうやって終わらせるつもりなのだろうか。

ジャンプ作品でいえば、『BREACH』が強さのインフレに陥って
収集つかなくなっているが、『ナルト』はわりとうまく回避しているように思う。

しかし、『ワンピース』も50巻を超えたし最近のジャンプ看板作品は
長編化している。編集部により、無闇に連載を引き延ばされた
『ドラゴンボール』でさえ42巻で終わっているというのに、
『ナルト』もそれをも超えてしまった。
それだけ後進が育っていないのかな。

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