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金庸 『倚天屠龍記 第一巻呪われた宝刀』 陰惨な始まり。

投稿日:2008-11-19 更新日:

倚天屠龍記〈1〉呪われた宝刀 (徳間文庫)

倚天屠龍記〈1〉呪われた宝刀 (徳間文庫)

 これは『射雕英雄伝』『神雕侠侶』から続く「射雕三部作」の最終長編に当たるのだが、その知識がなかった僕ははじめに読んでしまった。それが4年前のこと。

 いちおうこのシリーズから入っても問題ないのだが、前2作の長編を読んでいるのと読んでいないのとでは感情移入度が全然違うと思う。はじめに読んでしまったが、あまりに人が陰惨に殺されたりあっけなく死んでしまう描写が多く辟易して3巻の半ばで辞めてしまった。
 その後今年に入り、前2作の長編を読んだ後、今再読している。やはり気が滅入る展開であるが、前作から張り巡らされた伏線がどうなっているのかが気になってどんどん読んでしまう。陰惨な展開も、魔教(マニ教)を登場させたのも金庸が悪とは何か、ナショナリズムを超える道はあるのかを考えさせるための仕掛けかもしれない。と思った。

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