去年、旧約聖書を全部読んでみようと思ったのだが
結局道半ばで果たせなかった。2009年中には読めるかと思う。
今日は列王記IIの18章を読んでいたら、
「ユダ王国の名君・ヒゼキヤ王がペリシテ人の居るガザを占領した」
との記述があった。
ペリシテ人のペリシテとは、現代では「パレスチナ」のことである。
当時とは人種構成がかなり違うと思うけれど、
ガザをめぐってユダヤ人とパレスチナ人が争っている構図は
全く変わっていない。一神教を信じるような人たちは
自分も含めて、本当に業が深い。
旧約は、読みにくいので、リビングバイブルで読んでいるが、
リビングバイブル―旧新約
posted with amazlet at 09.01.09
それでも現代人にはそうとう分かりにくい。
古代オリエントの歴史の知識をかなり持っていないと
訳が分からなくなってしまう。高校生の世界史レベルでは
全然歯が立たない。古代オリエントの歴史の本があれば
ありがたいのだが、図書館で探し回っても、ほとんど無いので
途方に暮れてしまう。基督教系大学の図書館くらいにしか
ないのかなぁ。
参考:パレスチナ問題を考える
http://homepage2.nifty.com/hashim/palestine.htm