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葉山嘉樹 『海に生くる人々』読了 三人称から急に一人称に変わる変な小説。

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青空文庫:図書カード「海に生くる人々」

 日本統治時代の台湾では総督府に対する抗日運動と資本家に対するプロレタリア運動が融合して、台湾文学の重要な一ジャンルをなしていた。葉山嘉樹は台湾の作家とも交流があったのでこの代表的な長編を読んでみた。

葉山嘉樹は『セメント樽の中の手紙』

セメント樽の中の手紙 (角川文庫)

セメント樽の中の手紙 (角川文庫)

や『淫売婦』等を読んだことがあるだけだったが、『海に生くる人々』もかなり描写がエグい。

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 しかも、三人称で進められている小説なのに後半に突如「私」が登場し一人称小説になるので混乱させられた。しかし、小林多喜二よりは文章が読みやすく、自分には合っていると思った。台湾で外国人ゆえ、就労ビザを出す代わりに違法労働を強いられた経験があるので、読んでいて人事とは思えなかった。

 大学の図書館に『蟹工船』が有ったので、今度こそ読み通してみたい。『海に生くる人々』は青空文庫データをiPod touch「i文庫S」 i文庫S - nagisa で読んだけど、『蟹工船』は文章が読みづらいので、やはり紙で読む方が良いと思った。

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