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台湾

台湾で幼稚園から大学までの学費の総額は約750万円。大卒初任給6万円では到底払えず進む少子化。

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 9月から学校が始まります。保護者は学費をどう捻出するか頭を悩ませているようです。台湾の給与は下がり続けますが、物価は上がり続けるというスタグフレーションが続く中、学費もジリジリと上がってきています。
 台湾では子供が幼稚園から大学まで行くのに、学費は250万元(750万円)ほどかかるそうです。これに衣食住と、厳しい受験戦争を勝ち抜くための塾代を入れたら2倍以上になるのではないでしょうか。
 台湾の大卒初任給が22,000元(66,000円)なので、250万元というのは絶望的な額です。夫婦共働きでも厳しそうです。台湾は少子化が日本よりも深刻化していますが、この重くのしかかる教育費が原因だと思います。自分のまわりでも親がよほどの金持ちではない限り、結婚しても子供をもうける人はほとんどいません。

【繳學費傷腦筋 及早規劃不著急−民視新聞】
 台湾の国立大学・大学院の場合、一学期の学費は約10万円です。私立なら約2倍です。日本の約3分の1なので安く感じますが、台湾の平均給与も日本の3分の1程度なので、負担は同じくらいです。日本の大学のように「入学金」という訳のわからない費用は払わなくていいので、その分お得ですが。
 台湾で修士課程で研究していた時、日本からの援助も見込めないため、学費の捻出には自分も困り果てました。日本と同じように2年で卒業と思って入学したのですが、台湾の文系の修士課程は最低3年、4年5年もあたりまえということで、完全に計画が崩れたのです。3年目からは学費が半額になるのですが、留学生の学生ビザでは外で働くのもままならず、常に金欠でした。学内でできるアルバイトをホソボソとしながら、1日に使える額を600円以内として、食費も一日平均100円くらいに抑えるという生活を続けていたら、卒業の頃にはけっこう貯まっていました。
 幸い大学から奨学金がもらえたことと、恩師が陰に陽に援助してくださったからどうにか生きながらえることができました。

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