円安になって久しいですが、台湾で日本のモノが安くなる気配がほとんどありません。むしろ高くなっているモノすらあるそうです。一番円高だった頃と比べると、3〜4割も円は安くなっているのにひどい話です。
さすがに酷すぎるということで、台湾の中央銀行の偉い人が輸入業者に対して、日本からの輸入品を安くするようにと苦言を呈しています。
日本でも円高の時は輸入品を値下げせず、円安になった途端すぐに値上げするところが多いですが、台湾でも事情は同じようです。まぁ稼げる時に稼げるだけ稼いでおこうと考えるのは万国共通なのでしょう。
ただし台湾ではオーストラリアのモノは為替レートに応じてきちんと安くなっているようです。日本のモノは高くても買う人が多いので安くならないのかもしれません。