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トランプ大統領爆誕で台湾人絶望。第三次世界大戦を警戒。台湾株も大幅下落。中国からこれまで以上に圧力を受けることになりそう。

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政治家経験ゼロのドナルド・トランプ、最高権力者になる

 政治家経験が全くないドナルド・トランプがアメリカ大統領になるという衝撃的なニュースで台湾も大騒ぎです。アイゼンハワーも政治家経験は無かったようですが、軍人だったので一応公の仕事をしていました。富豪&メディア王が核ミサイルの発射ボタンを握ってしまうという漫画のような展開に恐れ慄くしかありません。

台湾株も暴落

 日本は円高になり、日経平均株価もかなり下げましたが、台湾の株もそうとう下げています。個人投資家の多い台湾では、かなりの人が嘆き悲しんでいます。

台湾の若者たち絶望

 台湾のSNSを見ていると、私の学生を始め若い人たちが心底絶望していることが分かります。中には第三次世界大戦が起こるかもしれないと危惧している人もいます。まぁこれから社会に出ていこうとする若い人にとって、先行きが不明瞭となり、不安を感ずるのは当然でしょう。しかし、台湾のこれまでの苦難の歴史を鑑みてみると、台湾人はしたたかに力強く対応できると思います。

 トランプ大統領がアジアから手を引けば、中国の影響力が増してくるのは必定なので、台湾にもこれまで以上に圧力を受けるようになります。沖縄への干渉も激しくなっていくでしょう。

中国、北朝鮮は歓喜か

 トランプはアメリカファースト(他の国はどうでもいい)と言っているので、今まで散々干渉されてきた中国や北朝鮮にとっては都合がよい大統領となりそうです。オバマは習近平の太平洋を2つに分けてそれぞれ支配しようではないかという提案をはねつけましたが、トランプは別にそれでも良いと言いかねません。

 香港の民主化運動・雨傘革命にもアメリカが一枚噛んでいたとアメリカ政府の人が口を滑らせてしまいましたが、今後アメリカは香港にも干渉しなくなると考えられます。アフリカのジャスミン革命でもそうですが、いろいろ干渉をして問題を複雑化させた挙句、手を引くということになれば、何もしなかったよりも被害は大きくなるでしょう。無責任な話です。

日本もアメリカもメディアが機能していない

 日本のメディアを見ていると、ヒラリー・クリントン勝利ほぼ一色の状況でした。アメリカのメディアがそうだったので、それをそのまま垂れ流していたのでしょうか。副島隆彦らほんの一握りの人しかトランプ優勢と言っていなかったようです。

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 佐藤優も早い段階からトランプ大統領もありうるとずっと言っていました。最後はちょっと弱気になり、ヒラリーの健康問題が崩れなければやはりヒラリーだろうと分析していました。

 佐藤優はイギリスEU離脱も予想していたので、さすが元外交官でインテリジェンスの専門家です。

 他の多くの有識者と世間で持ち上げられているお歴々はこれからどういう言い訳をしていくのか、なかなか見ものです。

 イギリスEU離脱が決まったときも日本の経済は一時的に大きな影響を受け、混乱しましたがずいぶん平静を取り戻してきたところへのトランプショックでまた明日から本格的に大騒ぎになりそうです。とはいえ、トランプも公約そのままの破天荒な政策はとてもできないでしょうから、案外現実路線になるかもしれません。「CHANGE」をかかげたオバマ大統領もけっきょくアメリカを大きく変えることはできませんでしたし。

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