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『僕のヒーローアカデミア』最新 第10巻読了。波乱続きの林間学校編、逆襲に転じる教師たちがカッコいい。ラスボス(?)登場で緊迫する中、梅雨ちゃん番外編に癒される

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 アニメ化して台湾でも話題となりつつある漫画『僕のヒーローアカデミア』の最新刊 10巻を読みました。今巻は波乱続きの林間学校編が終わり、劣勢に立たされた学校側が逆襲に転じるなかなか熱い展開です。

林間学校編はヴィラン(敵)優勢で終わる。

 メインの生徒である爆豪があえなく連れ去られ、生徒や教師を始め学校側は世間の非難を猛烈に浴びます。動物なのに人間以上の頭脳を持つ校長は謝罪会見をし、世間に申し開きをせざるを得ない状態に。

 しかし、それも反撃のブラフだったとは。

最強教師たちの反撃始まる

 着実に情報集めをしていた大人たちは奪還計画を密かに進めていました。学生たちも独自に動いていたけど、先生方の手腕にはまだまだ及びません。

 ここでの教師たちのカッコよさにはかなりカタルシスを感じました。物心が付いてから少年漫画を読み続けていますが、中年になってしまったため、やはり教師陣のほうへ共感を感じてしまいます。現実世界では生徒指導の教師が盗撮するためにスマホを学校に仕込み、発見されたら醜く自分で破壊するという笑うに笑えないニュースが飛び交っていました。『暗殺教室』の殺せんせーもですが、かっこ良くて理想的な教師はもはやフィクションの中にしか存在を許されません。

ラスボス登場?

 教師の突入でピンチに陥ったヴィラン(敵)側はついにラスボスであろうオール・フォー・ワンが登場し、反則的な強さで一気に形勢逆転。10巻でラスボス的なキャラが登場とは最近の漫画の傾向としてはかなり早い気がするので、背後にはもっと大きな存在がいるのかもしれません。

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 次の11巻では密かに忍び込んでいた生徒たちと対決することになりそうですが、生徒側に何か為す術があるのでしょうか。この漫画は「個性」という超能力的なもので戦うのですが、このままだとパワーでゴリ押し的なキャラが結局強くなってしまそうな展開の予感がします。弱そうなキャラにぜひ大活躍して欲しいです。

番外編「梅雨ちゃんのけろけろ日記」が秀逸

 緊迫した重い展開が続く本編とはまったく違ったテイストの番外編「梅雨ちゃんのけろけろ日記」がたった6ページにしかすぎないのに破壊力抜群で本編を食っているかもしれません。人気の高いカエル系女子・蛙吸梅雨が主人公で家族紹介から突っ込みどころ満載です。私もこの漫画の中では梅雨ちゃんが一番良いですね。いつもあの平然とした表情をしているところがクール過ぎる。

 家族だけでなく、友達の万偶数羽生子(まんぐうすはぶこ)も突っ込みどころしかないキャラで出オチ的な存在ですが、最後にはなぜかホロリとしました。6ページしかないというのに、、、

 堀越耕平という漫画家はバトル描写より、こういう日常系のほのぼのとしたやつのほうが面白くて、もっとこういう生徒同士の掛け合いみたいなのを読みたいと思ってしまいます。

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 ジャンプで連載している以上、やはりバトル展開になるのは免れないのでしょうがないですが、せっかく魅力的なキャラがいるので、キャラたちのいろいろな側面をどんどん見せて欲しいです。

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