アップルiPhone、iOSの新アプリ「NEWS」が大々的にリリースされましたが、中国大陸では中国政府の検閲により、利用できないことになりそうです。
この記事の目次
中国のグレートファイアウォールが「NEWS」への通信を排除した?
一つ考えられる理由としては、中国のグレートファイアウォールによって通信が妨害されているということ。
アップルが中国に遠慮して、自主的に「NEWS」への接続を自粛?
もう一つ考えられる理由は、アップル自身が自主規制しているのではないかということ。中国人のiPhone信仰は度を越しすぎていて、iPhoneの新型が出るために借金をしたり、臓器を売ったりしてまで買う人がいるということは度々ニュースになっています。アップルの巨大な売上のうち、中国に占める割合も年々高まっているそうなので、ネット上ではこちらの理由のほうが有力視されています。
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Apple News turns off when you roam into Mainland China. Disturbing. Not cool. pic.twitter.com/CYLUWGHE2H
— Larry Salibra (@larrysalibra) 2015, 10月 2
そもそもiPhoneを買える層は反体制になりづらいと思う
中国の格差は日本人の想像を超えるほど酷くて、iPhoneが買えるのは本当に社会の上澄みの層だけだと思います。そういう層の人は、自分の資金力が格差社会を背景としていることを重々承知しているので、反体制の革命を望んでいる人はほとんどいないと思います。
中国におけるアップルとGoogle
Googleは中国のグレートファイアウォール、しいては中国政府と対決姿勢を示していますが、アップルは政府との揉め事は避けるように動いています。アップルはハードが売れればそれでOKなのに対して、クラウドへと展開しているGoogleは自由なWEBという背景がないと真価を発揮できないからでしょう。