台南で流行していたデング熱ですが、ついに台北でも感染者が現れてしまいました。
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台北市の患者数は4人、新北市の患者数は15人
台北の感染者は4,新北市では15となりました。患者の一部はデング熱流行地である南部へ最近行っていないにもかかわらずデング熱に感染しています。デング熱ウイルスを保有した蚊が新幹線や飛行機に乗って北上したか、デング熱ウイルスを保有した人が台北に来て、その血を吸った蚊があちこちを飛んでいるのかもしれません。
台南の感染者は5,200人を超え、高雄の感染者は600人を超える
デング熱流行が発生した台南では、患者が5,200人を超え、隣接する高雄では600人を超えてしまいました。感染拡大に歯止めがかからず、殺虫剤を散布しても意味が無いようです。現在台湾島で感染者がいないのは台東市だけで、流行は全土に拡大しています。台湾全土での感染者は6,000人目前となっています。
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秋〜冬にかけて流行は続くおそれも
温暖化の影響で台湾の気温も年々高くなっています。デング熱を保有する蚊は冬でも気温が10度ほどあれば活動するそうです。台北は冬でも気温が10度を下回ることはあまりないので、流行が収まらない恐れもあります。