中華圏は昨日2月8日が旧正月(春節)の1日で、夜市などでは正月気分の陽気な市民でごったがえします。そんな中、香港で警察と市民が衝突し、警察が催涙スプレーをまいたり、拳銃を発砲したりしているようです。
警官と市民の突然の衝突
昨夜23時頃、正月1日の夜で賑わっていた夜市で突然警官が高圧的な態度で市民を威圧し始め、衝突したようです。いまも混乱が続いているので、なぜ衝突したのかまだよく分かりません。
警察は警棒と催涙スプレー(胡椒噴霧)で市民制圧を目論む
警官は暴力に訴えて、警棒で殴り流血させたり、催涙スプレー(胡椒噴霧:トウガラシスプレー)で市民を無力化させようとしました。
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混乱の中、警官発砲
混乱が収まらないとみるや、なんと警官は拳銃を発砲。発砲の瞬間の動画は下の動画で見られます。21分ぐらいから。
市民はその辺りにあった木の箱や棒などを警官に手当たり次第投げつけています。押された警官たちは銃を構え、天へ向けて威嚇のため発砲。
市民に向けて撃ったわけではないので、まだ良かったですが、警官が発砲したことにより市民たちは、より憤ってしまいました。
まだまだ混乱は続いていて、予断を許しません。夜市の店と警官がもめて、その後市民との大規模な衝突というと、台湾で起きた228事件を想起してしまいます。228事件では国民党軍が市民を容赦なく弾圧しました。中国の警察が香港の書店経営者を検挙したように、中国の警察や人民解放軍が乗り込んできて市民を制圧しないとも限りません。2016年になってちょっと大事件が起きすぎです。