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『君の名は。』台湾上映開始。トム・クルーズの映画をおさえ、即トップ。週末だけで2億円売上げ、リピーターも多い模様。

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 台湾でも10月21日から映画『君の名は。』が上映開始されました。日本での大ヒットを受けて上映前から話題沸騰でしたが、実際上映されてみると台北の映画館はほぼ満席状態に。トム・クルーズ主演の映画をおさえてトップとなりました。

週末だけで2億円稼ぐ

 日本では164億円という桁違いな興行収入を上げ、これからさらに伸びそうですが、人口が2300万人の台湾でも、週末で2億1千万円売り上げたそうです。映画鑑賞の値段が日本よりずいぶん安い台湾では驚異的な額です。今後、イギリスやタイなどでも上映されていくようなので、最終的にはどれほどの売上になるか想像もつきません。

 日本では2回も3回も見る人がいるようですが、台湾でもすでに2回見ているという強者がいるようです。私は日本で見ましたが、台湾でももう一度観てみたいです。台湾の映画館は、日本の映画館のようにずっと静かなわけではなく、面白いシーンでは笑いが起こりますし、怖い場面では悲鳴が上がります。日本で見たときは、台湾ではここでみんな笑うのになというところなのにシーンとしていてなんか寂しかったです。

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日本語を学ぶ学生も興味津々

 私が日本語を教えている大学生たちもかなり注目していて、もう見に行った学生もいるようです。アニメに限らず、ここまで日本の映画が幅広い年齢に対して話題になったのはものすごく久々な気がするので嬉しいです。

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 特に『君の名は。』は和歌がモチーフとなっているので、台湾の学生たちが古文に興味を持つきっかけとなってくれれば嬉しいです。日本もそうですが、若い人は古文になんか基本的に興味持たないですから。

 台湾でも新海誠はもちろん有名でした。しかし、評価は主に背景や風景の描写の美しさにあり、シナリオなどに対してあまり良い印象を持っていない人が多かったように思います。自意識過剰すぎて優柔不断な男の主人公は台湾女子にこっぴどく批判されていました。台湾人男性は卓球の愛ちゃんと結婚したあの選手のようにロマンチックかつ女性を常にリードし、気配りを欠かさない人が多いので、新海誠の描く男は許せないのかもしれません。

 今回の『君の名は。』はその男主人公問題が解消されているので、今まで新海誠を毛嫌いしていた台湾女子が観てもハラが立たないだろうし、新海誠への見方も変わると思います。

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