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台北から桃園国際空港まで直通で行けるMRT(地下鉄)、年内開通できず。事業用車が逆走&脱線、軌道パット破損、水漏れの為

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 今年の年末に台北のMRT(地下鉄)が桃園国際空港まで開通すると政府が発表していましたが、その計画が無理になったようです。計画がダメになった理由は3つあります。

http://www.flickr.com/photos/79022843@N00/6921921170
photo by Nicolas Lannuzel

1.台風13号の際、線路がプール状態に

 先日、台風13号が台湾に大きな被害を与えましたが、空港までのMRTの線路に水がたまり、プールのようになっていました。この惨状を台北市民が写真に撮り、ネット上にアップしたことから安全性に問題になりました。

2.事業用車が脱線

 8月17日に、空港MRTで作業をしていた事業用車が突如逆走し、脱線しました。乗客がたくさん乗っている車両だったら大惨事になるところでした。逆走、脱線した理由はまだ分かっていないようです。

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振動を緩和する軌道パット6,200片が破損

 野党・民進党がすっぱ抜いた情報ですが、線路の下にある軌道パッドという振動を緩和する装置が6,200片も破損していたようです。政府は運行に支障はないと主張していますが、10月までに交換するそうです。

機捷問題多 綠委爆:避震墊片斷6千片-民視新聞

いったいいつ空港まで開通するのか

 国民党政府は今年末までに台北から桃園空港まで開通させると息巻いていましたが、無理でした。思い返すと、3年前くらいから毎年「今年こそ空港まで開通」と言っていました。だから、台湾の人もだれも今年中に開通すると信じてはいませんでした。
 一国の首都にある大国際空港に鉄道が一本も通っていないというのは、ちょっと不便すぎます。今夏、一時帰国した際も台北から桃園空港までのバスと帰りのバスでかなり消耗しました。特に行きはバスが遅れたらどうしよう、と心配ですし。
 来年の1月末、旧暦新年(春節)までには開通して欲しいものですが、現在の状況だと無理そうです。馬英九総統は何としても自分の任期中に開通させようとするかもしれませんが。

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