台湾

蔡英文総統、中国の軍事的挑発に無人航空機(ドローン)で対抗。台湾の軍事技術的優位崩れる

投稿日:2017-12-29 更新日:

台湾の蔡英文総統は中国の軍拡に対抗して、大型無人機の量産を始めとする兵器の増強を行うことを決めました。

台湾に挑発を続ける中国人民解放軍

中国から距離をおき、独立志向の民進党・蔡英文が総統になってからというもの、中国は台湾に対する圧力を公然と強めています。

特に2017年後半は、中国の戦闘機が台湾をぐるっと周回する挑発的な行動を繰り返していて、台湾もスクランブル発進で対抗する頻度が増えていました。

台湾側は中国に抗議を繰り返していますが、中国は完全に無視しています。

台湾は徴兵制をなくそうとしているため、今後は戦闘機のパイロットも確保しづらくなると思ったのか、無人航空機(ドローン)で対抗しようというつもりなのかもしれません。

無人機(ドローン)はアメリカのプレデターやリーパーなどを見ても、かなり実用化されています。台湾も独自でかなり研究しているようですが、中国の戦闘機に対応するのはまだまだ難しいと思います。

台湾軍の技術的優位が崩れる

数年前までは、軍事技術的にはまだ台湾のほうが優位にありました。

しかし最近、湯水のように軍事に金をかける中国の軍事技術の向上はめざましく、J-31戦闘機(殲31)のようなステルス機まで開発できるようになりました。

中国のJ-31(殲31)戦闘機の画像

中国のJ-31(殲31)戦闘機の画像:Wikipediaより

J-31戦闘機(殲31)はアメリカやロシアの戦闘機に匹敵するとまで言われ、F-22 ラプターに対抗できるのではという見方まであるようです。

にわかには信じられませんが、予算をかけて他国の軍事技術をスパイを使ってパクりまくれば、こうなるのも時間の問題だったでしょう。(J-31はアメリカのF-35のデータを流用している可能性もある)

中国の最新のステルス戦闘機に関しては、この本に詳しく描いてあります。

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日本も直面する課題

今は日中関係は改善しつつあるようですが、日本もいずれ中国の軍拡にどう対応していくか考えていかざるをえないです。

「いずも」型護衛艦の空母化というのがその一手なのかもしれませんが、実現すればかなり中国は反発すると思われます。

蔡英文の支持率が更に下がってしまう可能性

蔡英文は軍事予算を増やしていく考えのようですが、増税となって台湾庶民の生活がさらに厳しくなると考えられます。

蔡英文は若年層の給与UPを公約として当選しましたが、それが全然果たされていないのに生活が厳しくなれば、台湾人の心はさらに離れてしまうでしょう。

当選直後はかなり高かった支持率も、今は20%台に急落してしまいました。

日本の安倍政権に比べると、ずいぶん低い支持率ですが、馬英九前総統は9パーセント以下だったので、まだ踏ん張っている感じです。

現在の中国は自分から侵攻することは無いでしょうが、こうやって台湾を挑発し続けてジワジワと疲弊させる戦略です。

ただ挑発し続けると、台湾人の嫌中意識を増大させて、台湾ナショナリズムを高めてしまうだけになる可能性もあります。

この事象は対岸の火事ではなくて、日本も中国の軍事技術の向上にもっと敏感になる必要があると思います。

日本のマスコミは中国=技術が低いというステレオタイプな見方が多いですが、スマホやコンピュータ同様、軍事技術も急速にキャッチアップされています。

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