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チャイナエアライン(中華航空)のストライキ終了。経営者側が客室乗務員(CA)の要求を受け入れる。スト参加の従業員は月曜日から仕事復帰のため、週末も多数欠航で混乱続く。

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 チャイナエアライン(中華航空)の客室乗務員(CA)を中心とした従業員による大規模なストライキが終結しました。
 経緯はこちら↓
www.koutetsuteki.com
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客室乗務員(CA)の要求が受け入れられる

 経営側と客室乗務員の代表者による話し合いは5時間も続きましたが、最終的には経営側が客室乗務員の要求を受け入れることで決着し、昨夜10時45分にストライキが終わりました。ストライキに参加した従業員たちは27日月曜日の午前0時から仕事に復帰するとのこと。

いつから運航再開?

 ストライキが終わって、ホッとしましたが、ストライキに参加した数百人の客室乗務員(CA)が仕事に復帰するのは月曜日なので、明日も多くの便が欠航するようです。
 まぁストライキで消耗しているのですぐ勤務はできませんよね。
 月曜日から仕事に復帰したとしても、すべてのフライトが正常化するのにはかなり時間がかかりそうとのこと。

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華航空服員罷工不到24小時落幕 27日復工 - 生活 - 自由時報電子報

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影響は甚大、旅行会社はチャイナエアラインに賠償を求める意向

 今回のストライキは2万人以上の乗客に影響を与える、史上稀に見る大規模なものでした。旅行会社を経由してチケットを買った乗客たちは旅行会社に代わりの飛行機を用意するよう要求したり、台無しになったホテル代などを請求しています。旅行会社の責任ではないとはおもうのですが、旅行会社は対応に追われ、今回負った損害をチャイナエアラインに賠償させると激怒しています。

台湾企業のブラック化を防いだ歴史的なストライキ

 多くの乗客に影響を与えた今回のストライキは、やり方に批判はあるものの、台湾人は概ね肯定的な評価を下しているようです。台湾は日本の後を追うように企業のブラック化が進み、長時間労働や低賃金が恒常化していました。企業も労働基準法を守らないところがほとんどで、私も高雄で働いていた時は過労で死にそうになりました。
 今回のストライキは航空業界だけではなく、他の業界にも波及していくと予想されています。台湾の労働環境を劇的に変えるかもしれない最初の一撃が女性によってなされたということに台湾らしさを感じましたが、大正七年(1918年)の米騒動も富山の主婦が引き起こしたものなので、国とかは関係なさそうです。

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