約40年ぶりの「覇王寒流」とも「帝王寒流」とも呼ばれる今回の大寒波、明日月曜日と明後日の火曜日まで続くと予想されます。
気温が10度以下になると大騒ぎして低温警報が出る台湾で、気温が5度を下回るという非常事態をうけて、台湾教育局は明日、幼稚園や小学校、養護学校などを休校とすることを決めました。
追記(休校の判断は各自治体に任される)
蘋果日報(リンゴ日報)の記事を見ると、全台湾が統一して休校するような感じでしたが、休校にするかどうかは各自治体の判断に任されるみたいです。台風のときのシステムと同じですね。
北部は休みとなるところが多いと思いますが、流石に熱帯の台南や高雄は休校にならないかも。
暖房設備が全く無い台湾の学校
亜熱帯〜熱帯の台湾では、どの学校にも暖房設備がありません。台北だと冬はかなり寒いのですが、教師も学生も厚着して耐えています。私も授業をするときはマフラーを付けたり、コートを着たりすることもあります。教師は前で動き回るのでまだマシですが、学生たちは座ったままなのでいつも可哀想に思います。
ただ、今回の寒波は暖房器具なしでは耐えられないと台湾政府は判断し、一斉休校に踏み切ったようです。
中学校や高校は通常通り授業をするようですが、学生に厚着を呼びかけ、戸外活動はしないということになるようです。大学はもう冬休みなので関係ありません。
ホテルなどでは暖房器具を貸してくれることも
もちろんホテルなどにも暖房設備はありません。でもホテルによってはフロントに頼めば小型の暖房器具を貸してくれるところもあるので、旅行で来られた方などは聴いてみると良いと思います。