先週の「帝王級」の大寒波でイチゴとサバヒー(虱目魚)がほぼ全滅してしまったということを書きましたが、政府の統計によると、農業や漁業における損害は17億元(約60億円)にものぼりそうです。
台湾は台風が来たり、豪雨になったりするたびに多くの被害がでてしまいますが、先週の寒波は台風に匹敵するか、上回るほどの大被害をもたらしてしまいました。
台湾は主要な食べ物を国内生産でまかなっているので、こうして農業に大きな被害が出ると、すぐにスーパー等の野菜が値上がりしてしまいます。
豊作のため、野菜の価格がかなり安くなっていましたが、今後どんどん高くなると思います。
【2016.01.29】農損飆破17億元 凍破17年紀錄 -udn tv
去年の夏から秋にかけて台風が何度も台湾を襲い、農業に多くの被害がでていましたが、今回さらに大きな被害が出てしまい農家の人にとっては受難つづきです。