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梅雨の台湾全土で大規模水害。農業と養鶏場における被害総額は3億円以上。さらに被害拡大中

投稿日:2017-06-05 更新日:

台湾は梅雨の真っ只中ですが、今年の梅雨前線はかなり強烈で、台湾全土を豪雨が襲っています。

各地で道路が寸断され、民家は流され、農作物にも多大な被害が出ています。

高雄の桃源区、累積雨量1,300ミリ。10戸の民家が流される

一つ前の記事では台湾中部で家が流されたことを書きましたが、高雄でも家が流される被害が起きました。

高雄の桃源区では民家10戸が流されるという悲劇

桃源区の累積雨量は1,300ミリを越え、台湾で一番の雨量となりました。

道路もあちこちで寸断され、大雨の中必至でショベルカーが土をかき出しています。

葉物野菜が高騰、被害総額は2億2,000万円以上

中部・南部の穀倉地帯も大豪雨で、収穫前の野菜が水に浸かってしまいました。

来週には野菜が供給されなくなる懸念があるため、スーパーや市場に客が殺到し、先を争って買っています。

需要と供給のバランスが徹底的に壊れて、野菜によっては二倍以上の値段となっています。

空芯菜 20元 → 25元
青梗菜 25元 → 40元
白菜・キャベツ 28元 → 40元
サツマイモの葉 35元 → 60元

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ネギは30元から60元。来週はもっと上がるだろうと言われています。

野菜がこれだけ上がってしまうと、外食産業も値上げせざるを得なくなると思います。問題はレストランによっては野菜の値段が落ち着いても値段を戻さなかったりすること。こうした災害があるごとにジリジリと物価が上がっていきます。

毎年、台風で被害が出ますが、梅雨の豪雨でここまで被害が出たのは8年以上の台湾生活において初めてです。

豪雨の範囲が広いので、台風よりも酷いと言っている農家の人もいました。風はなかったので、果樹が倒れるということはありませんでしたが。

今回の豪雨が農家に与える被害は、いまのところ6000万元(約2億2,000蔓延)の損失とのこと。今後さらに増えるでしょう。

台湾の養鶏業にも被害

農作物の被害だけでなく、雲林県では養鶏場にも浸水し、11万羽のニワトリが溺死してしまったとか。

こちらは2169万台湾元(約8000万円)以上の被害が出ています。

養鶏場に浸水し、気温も高く不衛生な状態が続けば、疫病が蔓延する可能性もあり、今後も心配です。

蒸し暑い天気から肌寒くなり、夏風邪

この豪雨の前は、台湾は34度近くもあり、高い湿度とあいまって寝られないほどでした。しかし、豪雨が降り始めてからきゅうに肌寒くなりました。かと言って厚着をすると蒸し暑くて仕方がないので、調整が大変です。

ここ3週間位こういう蒸し暑さと豪雨による肌寒さが交互に襲ってくるので、常に喉と鼻がおかしいです。

日本の梅雨も心配

このように、今年の梅雨前線はかなり強烈です。温暖化が影響して、年々強化されているような気がします。来週末くらいには日本へ向かうようですが、すこしは勢力を弱めていることを願うばかりです。

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