台湾・中国・香港の話題

鋼鉄的

台湾

台湾で日本のうどん屋「麺闘庵」の偽物が出現。日本の店長激怒、台湾人も「国の恥」と激怒。台湾側社長は「日本の店長と一緒に写真を撮ったから良いと思った」と釈明。

投稿日:

 台湾で騒ぎになっていた「麺闘庵(めんとうあん)」という奈良のうどん屋の偽物のニュースが日本語ニュースにもなっていました。

f:id:kotobuku:20160731014351j:plain
台湾出店は無許可 奈良の人気うどん店オーナーが「嘘つくな」と怒り | 社会 | 中央社フォーカス台湾

「麺闘庵」の「海外支店」は真っ赤な偽物?!

 奈良には『巾着きつね』という油揚げの袋に入ったうどんで有名な「麺闘庵」という店があり、台湾人も数多く訪れる人気店だそうです。そこに足繁く通っていた台湾人がなんと台湾中部・台中でいきなり「麺闘庵」の海外初支店を開店してしまいました。日本の店長は寝耳に水のことで激怒して法的処置も辞さないと言っています。

台湾側社長の呆れる主張

 台湾の社長は海外支店を出した理由として「日本の店長と一緒に写真を撮ったこと」と「口約束でOKと言ったこと」を挙げています。日本の商習慣からはありえない発想ですが、台湾は文書による契約が軽んじられる傾向があります。私も高雄の日本語学校で働いていた時は、契約書など全く守らない社長に大変な目に遭わされました。
 一緒に写真を撮るくらい仲がいいから勝手に海外支店を作っても良いと思ったというのもめちゃくちゃな理論です。日本側の社長は台湾の社長は日本の麺闘庵で全く修行もしていないし、そもそも厨房にも入っていないとバッサリ切っています。

ほとんどの台湾人も激怒

スポンサーリンク

 台湾の偽麺闘庵社長のあまりの傍若無人ぶりに台湾人も「国の恥」だと激怒しています。facebookなどの評価は最低評価で溢れ、怒りのコメントで大炎上中です。昔は台湾人の著作権とか海賊版に対する意識もあまり高くなかったですが、今ではこういう不正に敏感になっています。
 ただ中には「騒動は関係ない、美味しければ別に問題ない」と考える人もいるようです。この台湾の偽麺闘庵、かなりの人気だったようで閉店時間前にすべて売り切れてしまうことも多かったようです。「麺闘庵」という偽の看板があったというのもありますが、舌の肥えた台湾人を満足させるくらいの味はあったのかもしれません。だからどうしてわざわざ日本の店主や台湾の客を騙してまで「麺闘庵」の看板を偽称してしまったのでしょうか。案外台湾の社長は本当に悪気はなかったのかもしれません。

台湾でますます人気となる日本のうどん

 台湾で日本のラーメン店が次々と出店していることがよくニュースになりますが、うどんも着実に台湾に根付いています。中国語では音訳で「鳥龍麺(うーろんみぃえん)」となります。「丸亀製麺」など讃岐うどん系統の店は積極的に台湾進出を果たしていますし、稲庭うどんの店も台北ではちらほら見られるようになりました。
 ただ、台湾では日本のものなら何でも高くなってしまうため、私は台湾では全く日本のうどんは食べません。日本に一時帰国した時に食べるくらいです。
 それにしても「巾着きつねうどん」とかいろいろな新種のうどんが出ているのは全く知りませんでした。台湾人の日本旅行好きの間では結構しられていたみたいなので、もはや台湾人のほうが私より日本の文化に詳しいでしょう。7年以上台湾にいるとそれも致し方無いですが、すこしは日本のことも勉強しなければなりません。

 今度帰国した時は瀬戸大橋を渡ってうどん県へ行くことも計画中です。

-台湾

Copyright© 鋼鉄的 , 2017 All Rights Reserved.