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台湾LCC、業績不振。Vエア(威航)は親会社に吸収合併され、東京・茨城便など廃止。チャイナエアライン(中華航空)系のタイガーエア台湾(台湾虎航)も苦境。

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 台湾の格安航空会社(以下LCC)の業績不振が続き、廃止される路線も増えています。LCCのVエア(威航)は経営二年目にして10億台湾元(約32億円)以上という巨額の赤字を抱え、親会社のトランスアジア(復興)に吸収合併されることになりました。


経営難のVエア、親会社のトランスアジア航空に吸収合併へ/台湾 | 経済 | 中央社フォーカス台湾

2便を残して廃止

 Vエア(威航)は台北―福岡線、台北―チェンマイ線の2便についてはトランスアジア航空に移管するとしていますが、その他の路線は廃止するそうです。日本と台湾を結ぶ便としては台北ー東京羽田、台北ー茨城、台北ー沖縄がありますが、これらはすべて無くなってしまうようです。東京は他の航空会社がたくさん飛んでいるのでそんなに影響はないでしょうが、茨城と沖縄の人はけっこう困ると思います。

チャイナエアライン系のタイガーエア台湾も苦境

 タイガーエア台湾(台湾虎航)も10億台湾元(約32億円)以上の赤字を抱えて経営危機をむかえています。タイガーエア台湾(台湾虎航)はチャイナエアライン(中華航空)の子会社だそうで、この間の大規模なストライキも影響しているのかもしれません。

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 最近、台湾では労働法がかわって、7日以上の連続勤務ができなくなりました。6連勤の後はかならず休みを入れなければならないということで、主に交通関係の会社では深刻な人手不足に陥っています。親会社のチャイナエアライン(中華航空)も減便を余儀なくされるという話もあり、大丈夫かなと心配ですが、チャイナエアラインとかはストライキがおこるまで搾取してきた膨大な内部留保があるとおもうので経営は大丈夫なんじゃないかと思います。

台北ー岡山便は大丈夫?

 タイガーエア台湾(台湾虎航)は7月に台北ー岡山便を開通させました。岡山には昔、エバー航空が夏の間だけ台北から飛んでいたのですが、ここ数年は飛びませんでした。そこへきて待望の台湾直行路線ができて、すごく嬉しかったのですが、これもすぐ無くなってしまうかもしれません。8月末に一時帰国する際にこの路線の予約をしたのですが、8月はまだしも9月の路線はかなり空席が目立ちました。これから埋まっていくのかもしれませんが、、
 岡山に帰国する場合、関西国際空港ー台北便に乗っていたのですが、関空から岡山までバスで三時間というのがいつも大変すぎました。飛行機に乗っている時間よりも長い時間をバスに揺られて帰らなければならず、最後ですごく消耗します。岡山直行便がまたなくなったらそんな不便な旅に逆戻りです。

台湾ー日本路線は過当競争で次々運航停止

 昨今の台湾における日本旅行ブームでLCC系だけではなく、チャイナエアラインやエバー航空も便数を増やし、価格を安くして競争が激化しました。客をLCCに奪われると危惧した大手航空会社はかなり運賃を下げたため、実はLCCに乗らなくてもLCCと同じくらいの値段で日本へ行けるようになっています。
 ただ流石に日本行きの便数が増えすぎたのと、円高が進行して台湾人の日本旅行ブームにもすこし翳りが見えてきたため、各航空会社とも日本行きの便数を減らし始めています。ちょっとさびしいですが、去年あたりは毎週のように台湾ー日本路線が新設されたとニュースになっていて、そんなに飛ばして大丈夫かとおもっていたので、落ち着くべきところに落ち着きつつあるということではないでしょうか。

 LCCも増えすぎてよくわからなくなってきましたし、これからVエアのように吸収合併されるところも多くなってくると思います。ただ台湾人は不景気にもかかわらずみんなどんどん海外旅行に行くのでほとんどの航空会社はまだまだ安泰だと思います。

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