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2016年1月の台湾総統選挙に新北市市長の朱立倫が立候補。新北市市長在職のまま休職して総統選を戦う。休職中の給料58万元(約230万円)は全額受け取り、緊急時はLINEで対応

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 2016年1月の台湾総統選挙に国民党主席で新北市市長の朱立倫が立候補することが決まりました。

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新北市市長は3ヶ月休職、緊急の時はLINE等で対応

 総統選までの三ヶ月、朱立倫は休職して総統選挙に専念するとのことです。その間、業務は副市長に任せ、どうしても市長の意見が必要なときは携帯のメッセージやLINE等で対応すると言っています。
 このやり方に野党民進党は反発し、市長業務も選挙活動もどちらも中途半端になるし、何より選んでくれた市民に悪いと言っています。そして、携帯で市長業務ができるなら、3年間ずっとそうすればいいではないかとも言い、選挙で僅差で負けた民進党の候補に市長を譲るべきだと言っています。

朱立倫・国民党は法律的には問題ないと主張、休職中の市長の給料も全額懐に。

 朱立倫と国民党は法律的に許されている行動であり、問題ないと主張しています。しかも法律的に問題ないから、休職中の給料も全額受け取ると言っており、台湾の人たちから強烈な批判を受けています。
 休職中の三ヶ月に受け取る額は、58万元(約230万円)で、台湾の人の年収に匹敵します。
 朱立倫は国民党重鎮の二代目で台湾有数の大金持ちなんだから、せめて給料は受け取らないようにすればいいんじゃないかと思いますが、金持ちほどもらえる金は当然のように懐にいれるのかもしれません。

2016總統-朱立倫宣布帶職參選 綠轟無誠信-民視新聞

4年以上総統選へ向けて準備を続けた蔡英文がやはり有利

 急に総統選挙に立候補することになった朱立倫、国民党分裂の印象に加え、新北市市長問題がある上、準備に3ヶ月しかかけられないので、どうがんばっても難しいでしょう。前回の総統選挙で馬英九に僅差で敗れた民進党・蔡英文はその後も次の総統選を見据えて行動を続けています。
 朱立倫も勝つ可能性があれば、新北市市長の職をなげうって総統選へ臨むと思います。しかし、自分でも難しいと思っているから市長を辞職できなかったのでしょう。

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