台湾鉄道の車内で大爆発が起こり、20名が負傷する大事故がありました。現場は騒然としており、警察はテロの可能性も示唆しています。
窓が完全に吹き飛んだ車両
ガラスがすべて吹き飛ばされるほど大きな爆発でした。
粉塵がまだ収まらない車内
爆発後、乗客が撮ったと思われる写真。舞い散る粉塵が生々しいです。
駆けつける救急隊員
現場となった台湾鉄道の松山駅に救急隊員が駆けつけました。中学生の頃見たオウム真理教のテロ現場を思い出しました。
治療する乗客
爆発の原因もまだ分からない中、乗客がお互いにできるかぎり助けあっています。困った人、傷ついた人をほっておけないのが台湾人。
かけつける警官
警官たちが厳重な防護服を来て現場検証をしています。
現在のところ、爆発の詳しい原因は分かっていません。最初は台湾鉄道の車両の機械がなんらかの不具合で爆発した可能性があるとされていました。しかし、目撃者による不審な男がカバンを置き、それが爆発したという証言もあり、テロの可能性も捨て切れません。
イスラム国(IS)の敵対国リストに入っている台湾
台湾は、イスラム国(IS)の敵対国のリストに入っています。
www.koutetsuteki.com
この記事でも書きましたが、台湾はイスラム教徒の移民も多いため、イスラム国関連による犯行の可能性もあります。
もしくは最近溝を深めつつある中国共産党との関係の線もあるかもしれません。
爆発物はコレ?
リンゴ日報(蘋果日報)によると、下の写真が爆発物の本体だとしています。
【不斷更新】電聯車爆炸案 警方不排除恐怖攻擊 | 即時新聞 | 20160707 | 蘋果日報
破裂したのは金属製の水筒のようにも見えます。手製の爆弾でしょうか?あまり専門的な爆弾に見えないので個人による鬱憤ばらしの犯行かもしれません。最近失業して仕事がない輩が児童を殺傷したり、通り魔と化す事件も多いですから。
なんにせよ、爆発の原因がわからない内は怖くて鉄道には乗れないです。明日は台湾は猛烈な台風のため全日「休業、休校(停班停課)」となるため、台湾鉄道を始め、交通機関に乗る人はほぼいないでしょうが、早く原因が特定されることを願います。
ちなみに明日は台湾新幹線(台湾高鉄)はすべて運休とのこと。
【追記】容疑者が特定されました
容疑者は台湾人の55歳男性とのこと。
www.koutetsuteki.com
生活苦による自暴自棄の犯行かもしれません。