台湾を襲った「帝王寒流」と呼ばれる大寒波が多くの死者を出しています。
昨日に続き、今日も体感気温は零下を下回り、寒さに慣れない多くの台湾人を死に至らしめています。寒さによる犠牲者は全台湾で60人以上となってしまいました。
農業にも大きな被害
この大寒波は農作物にも大きな被害をもたらしていて、イチゴはほぼ全滅のようです。
その他の野菜や果物にも被害があり、また値段が跳ね上がりそうです。
養殖魚も全滅
台湾は魚の養殖も盛んですが、サバヒー(虱目魚)もほぼ全滅してしまったようです。サバヒー(虱目魚)は寒さに弱く、10度前後で死んでしまうほどですが、今回の大寒波で5度以下になったので耐え切れなかったようです。
寒流來襲 七股養殖虱目魚恐全滅
サバヒー(虱目魚)は台湾料理には欠かせない食材なので、今季はもう食べられないかもしれないと残念です。
寒さは明日の朝まで
この「帝王寒流」は、明日太陽が登るまで続くようです。今日も夕方になると一気に冷え始め、手や足の末端がかじかんでどうしようもないです。小さなセラミックヒーターだけでは対応しきれないので、今日ははやく布団に入って寝てしまおうと思います。
明日、日が昇ると気温は18度とか20度まで上がるそうで、毎度極端な台湾の天気です。