台湾・台南の129年の歴史を持つ私立長栄女子高校が清朝時代から日本統治時代、現代に至るまでの歴代の制服を披露したそうです。
セーラー服からチャイナドレスまで多種多様
キリスト教長老派のミッションスクールとして設立された女子高だそうですが、台湾の複雑な歴史を反映して、制服は多種多様です。日本統治時代はセーラー服となり、チャイナドレスの時期もあったとか。
130年近い歴史持つ台湾の高校、日本統治時代などの歴代制服を披露 | 社会 | 中央社フォーカス台湾
写真を見ると、スタイルの変化が激しいように感じます。9月からの新年度からはまた新しい制服に変わるそうです。
制服が流行中の台湾
日本では昔からどこどこの学校の制服がかわいいだのなんだの話題となり、制服のかわいさで進学を決めるという傾向もありましたが、台湾でも近年そういう流行となっています。ネットでは台湾全国での制服人気投票などもしていました。
台湾の制服のイラスト集も出版
数年前、台湾の実在の制服を美麗なイラスト集にした本『制服至上』が出版されて話題となりました。この本は日本でも話題となり、日本語版も出ているようです。

- 作者: 蚩尤,城内亜紀子
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2014/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
第二弾も出版されています。

台湾 女子高生 のイラスト集 「 制服至上2 : 臺灣女高中生制服選」 (制服至上)
- 作者: 蚩尤
- 出版社/メーカー: 蓋亞文化有限公司
- 発売日: 2015
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
こうして制服ブームの台湾ですが、実際の女子校生は制服でなくジャージを着ている子がほとんどです。台湾の高校生は厳しい受験戦争のため、朝早くから夜の10時位まで学校で勉強していてお洒落に気を使う余裕が無いのです。日本の女子校生のように化粧をしたりすることもありません。そういう状況なのに、どうして制服ブームが起きたのかちょっと不思議です。