台北の年越しの名物、台北101の花火が2016年、つまり次回で廃止となることになりそうです。
コストの増大、環境に配慮
廃止の理由は打ち上げに伴うコストの増大と、大気汚染に配慮するためということです。最近台湾にも中国から有害物質PM2.5が飛んできて、台湾人も大気汚染に対して敏感になってきたのかもしれません。
今後は電飾などを使ったショーになるかも
とはいえ、カウントダウンイベントがなくなるというわけでもなくて、ライトやレーザーなどを使ったショーになりそうです。台北101が花火に包まれるほど壮大なショーにはならないかもしれません。でも花火の場合、風向きが悪ければ煙しか見えないという悲しい状況になることもありますが、電飾ならその心配もないし良いのではないでしょうか。
台北101の花火がなくなると、少し寂しい感じもします。もともと台湾は新暦の正月ではなく、旧暦の正月(春節)を祝い、元旦にはほとんどイベントがなかったですから。