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台北国際書展に行ってみた。学術書から世界各国の本、ラノベやBL本までお得に買えて大盛況

投稿日:2017-02-14 更新日:

 台北世界貿易センター(台北国際世貿中心)で2月8日から13日まで開催されていた台北国際書展に行ってきました。台北に住んでもう6年以上、行こう行こうと思いつつ行ってませんでしたが、すごい規模かつお得で今まで行かなかったことを後悔。

出版社ブースに「村上春樹」がドーン

 以下の写真のように、各出版社がそれぞれブースを作ってます。

台湾 台北国際書展 村上春樹 時報出版

 この出版社は村上春樹の翻訳を出しているので、村上春樹激推しでした。日本では村上春樹のアンチも多いですが、台湾ではそんなにいなさそう。日本より人気も高いかもしれません。

チケット

 チケットはこんな感じでした。今回は会場が分かれているので、一度見せてもちゃんと持っておく必要があります。
 入場料は100元(約350円)、100元あれば1食食べられるので、ちと高いですが、中で本を買えば元はとれます。

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 18時以降に当日券を買うと50元と半額になります。平日は21時、週末は22時まで開催なので18時に行っても全然問題なし。私はグズグズしてたら19時に着くことになってしまいましたが、それでも十分満喫できました。

洒脱な台湾の出版社ブース

 台湾関係の本を売る出版社のブース。オシャレなカフェのような雰囲気です。

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 こちらも洒脱なブースですが、バルーンが目玉の親父っぽい。

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故宮博物院のブース

 出版社以外も出展していました。故宮博物院のブースではカタログとか学術書を売ってました。
 学出書のバックナンバーは30元と100円くらいで買えるので、欲しくなりましたが我慢しました。これ以上家に本が増えたら困るので。

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ナショナルジオグラフィックのブース

 ナショナルジオグラフィックのブースは気合が入っていました。「ナショナルジオグラフィック」は中国語では「国家地理」。まぁそうなんですが、ちょっと違和感が。
 
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 ブースだけでなく、中の人も気合が入っていて、通路でグッズとかしおりを渡してきて、どんどん自分のブースに誘導してDVD等を売ってました。

ライトノベルのブースも

 固い本だけではなく、ラノベのブースもありました。

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『君の名は』の小説の中国語版がかなりプッシュされていました。

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 台湾でも映画が大ヒット、小説も中国語版が出る前に日本語版を買い求める台湾人も多かったです。

台湾で大盛況のBL小説もありました。ドーンと大きい広告などがあって、日本より市民権を得ているように感じます。

本でできた人のオブジェ
 今回の国際書展のイメージキャラクター(?)
 
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古い本などの展示も

 戦後の古い雑誌などの展示もありました。なかなか見る機会が無いので、面白かったです。古い電話なんかも。

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香港館

 国際書展というだけあって、台湾以外のブースもあります。

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 香港館はスーツ姿のきれいなお姉さんが何かしきりに勧誘してきましたが、本を見る時間がなくなりそうなのでパス。もっと早く行っておけば。

日本館

 日本館もありますが、こちらは閑古鳥が鳴いています。まず日本語が分かる人が少ないというのと、たぶん割引がないから。台湾人は割引されている台湾の本を物色しに行くのです。

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 土日の早い時間に行けば少しは人が入っているかもしれません。他にもヨーロッパやメキシコ、韓国のブースもありましたが、どこも換算としていました。

中国大陸の簡体字本ブース

 香港や台湾で使われている繁体字とは違う字体の「簡体字」コーナーもありました。

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 少し昔なら簡体字の本は安かったのですが、今は中国の本も高くなりました。その分装幀とかもきっちりしていますけど。

宅配便(ペリカン便)コーナー

 本を買いまくった人たちのために宅配便会社のブースもありました。

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 台北国際動漫節でも漫画を買いまくった人向けにクロネコヤマトのブースが有りましたが、国際書展はペリカン便でした。そういう企業間の縄張りみたいなものがあるのかもしれません。

「知多娘」×「台北娘」第5回台北国際コミック&アニメフェスティバル(台北国際動漫節)の2日目ライブ

 クロネコヤマト以外にもペリカン便が台湾に進出しているのを初めて知りました。

古い印刷機の展示

 本だけでなく、いろいろな趣向の展示物もありました。台湾最古の印刷機のレプリカとか。

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 イギリスの宣教師が日清戦争以前に持ち込んでいたとのこと。教会ローマ字という表記で台湾語印刷をしていたそうです。

本物の活字の展示

 台湾商務印書館のブースでは中国語の金属活字が展示してました。

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 画数の多い繁体字の活字を組むのはさぞ大変そうだなと想像します。最近まで活字を守っている出版社もあったそうですが、それもついに潰えたというニュースをこの間見ました。

恐竜のオブジェ

 よくわからない巨大なトリケラトプスのオブジェ。

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インスタレーション・アート

 インスタレーション的なアートの展示も。アートと分かってなさそうなおばあちゃんが不思議そうに見てました。

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 親子で楽しむ心温まる場面も。

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カードゲームのブースも

 本だけではなく、カードゲームやテーブルゲームののブースもありました。

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 台湾の展示会はこういう風に主題とは関係ない展示もあるのが面白いです。

ホール

 ホールでは常に講演会とか対談が行われてます。
 
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移動図書館

 日本にもある移動図書館の車。

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児童書コーナーはポケモンが席巻

 世界貿易センター3館に移動して、児童書のところも見てみましたが、ポケモンのぬいぐるみがところせましと展示されています。

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 ピカチュウはもちろん、イーブイ、ゼニガメ等々。台湾ではイーブイがかなり人気なようです。

妖怪ウォッチも

 ポケモンほどの爆発力は無いですが、妖怪ウォッチのシバニャンも。

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文具コーナー

 文具コーナーもありましたが、そんなに活況ではなかったです。ステッドラーとファーバーカステルのブースが大きかったです。

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 台湾では上記のステッドラーとファーバーカステルがかなり頑張っていて、書店とかでもよく見かけます。

絵本の原画コーナーが充実

 絵本の原画が展示してあるコーナーがとても良かったです。これを見ただけでも来てよかったと思います。

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 江明恭という若手の作家の作品に惹かれました。

世界貿易センターを後に

 7時に行って、10時の閉館までいました。3時間あれば十分だと思いましたが、ちょっと足らなかったです。
 来年はもうちょっと早めに行こうと思います。

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 本を買うつもりはなかったのですが、三民書局の古典『新編論語』『老子』、王陽明の『伝習録』と台湾の妖怪百科と中国哲学氏の本、あと仕事のために日本語教育教材など9冊買ってしまいました。

 台湾は再販制度がなく、書店が自由に割引していますが、こういうイベントでは割引率が大きくなります。3割引きで買えるものもあり、入場料は完全に元がとれました。

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