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桃園メトロ(MRT)空港線、7度目の開通延期。今年中の運行開始は諦め、来年上半期開業に向けて努力するとのこと。台湾人も呆れるしか無い。

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 年末に予定されていた台北から台湾桃園空港までのMRT開通がまた延期されました。今年中の運行はもう諦めたようです。

 実は当ブログは「桃園MRT」で検索して見に来てくださる人が一番多く、グーグルでもかなり上位で表示されているのですが、いつも開通延期という悲しいお知らせしか伝えられず、心苦しいです。

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<空港線>年内の開業断念 交通部長「来年上半期には」/台湾 | 観光 | 中央社フォーカス台湾

 これでなんと7回目の延期です。もはや台湾人も呆れてものが言えずに、開業自体を信じていない人もいるくらいです。日本人より感情表現が激しく、国会中継などでは殴り合いの乱闘が日常茶飯事と化していて、最近は美女モデルが怒りに任せてタクシーの運転手をボコボコに殴ったの殴らないので揉めている台湾で呆れられるくらいなので、相当なものです。

年末年始の旅行シーズンに影響

 年末年始には台湾から出国する人も多いですし、日本や海外から台湾に来る人も多いです。こういう旅行シーズンには台北行きのバスなどが長蛇の列となり、大変混雑します。桃園国際空港から台北までは50分弱で着くのですが、バスの待ち時間で1時間近くかかってしまうということもザラにあり、一気に体力を奪われてしまいます。日本から三時間位で台湾に行けるのに、空港からのバスの待ち時間で1時間もかかるというのはひどすぎます。

台北駅〜桃園国際空港行きのバス乗り場が変更

 つい数日前、台北駅から桃園空港へ行くバスの乗り場が変わりました。今までは台北西駅という鉄道やMRTの駅からすこし離れたバスターミナルから乗っていましたが、MRT台北駅や鉄道の台北駅の近くに移ったそうです。今まではMRTの駅からかなり歩かなければならず、地下から地上に上がる時にエスカレーターもなく、重いスーツケースを持っていると死ぬほど大変だったので、移ったこと自体はありがたいです。

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 しかし、急に乗り場が変わったことで、古いガイドブックなどを見ている人は混乱が生じそうですし、今まで通りの本数が運行されるのかというのも懸念されます。本当は桃園空港行きのMRTが完成してからバス停移転をする予定だったのでしょうが、MRTが全然開通しないのでしびれを切らして先にバス停だけ移転してしまったのかもしれません。

結局いつ開通するのか

 今回の開通延期は、電車や線路というハード的なものではなく、システムなどソフト面の問題のようです。いままで線路や排水システムに問題があったことに比べると、だいぶ進歩している模様です。

www.koutetsuteki.com

 試験運転もなんどもやっているようなので、システム面の問題が解決すれば案外はやく乗れるようになる可能性もあります。ただ開通時期を来年上半期と濁しているあたり、実は隠された重大な問題があるのかもしれません。

 台北駅からバスで桃園空港へ行く場合、週末は高速道路が混んでいてバスが遅れて飛行機に乗れないのではないかとヤキモキしますし、精神衛生上悪いので本当にはやく開通してほしいです。前も書きましたが、予定より遅い速度しか出ないとしても、とりあえず開通させてくれたほうが皆喜ぶと思うのですが。

 ただ、もし開通させて何かトラブルがあったら、野党国民党から与党民進党へ強烈なバッシングがあることは間違いないので、蔡英文総統をはじめ民進党の人たちは慎重なのかもしれません。以前、国民党の馬英九総統の時、開通したばかりのMRT内湖線にトラブルがあったとき、当時野党だった民進党や国民からかなりバッシングされていました。MRTのシステムトラブルと政治はそんなに深い関連がないようにも思うのですが、台湾の政治家は叩く材料があればなんでも利用して叩くという人が多いので、かなり不毛です。日本の民進党も、自民党がやることには取り合えず反対するというところがありますね。民進党が消費税10パーセント先送りに反対していたときにはかなり驚きました。まぁ、現党首がつい最近まで台湾と日本の二重国籍だった蓮舫氏ですから。

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