台湾鉄道(台湾鉄路管理局:台鉄)の特急列車が台東で脱線し、横転しました。
左営発花蓮行きの特急列車「自強号」
なかなかショッキングな画像です。これだけ派手に脱線して横転したということは、多くの死傷者が出てしまったのではないかと心配しましたが、死者はおらず、女性2人(中国からの観光客)が負傷したものの、軽傷とのこと。
乗客は約200人だったとのことですが、被害が少なかったのは奇跡的です。
脱線しても残りの車両で運転を続ける台湾鉄道
なんと台湾鉄道は、脱線した3両を残し、残りの6両で運行を続け、目的地の花蓮へと向かったとか。
脱線した原因もまだ分からないというのに、運転を続けるのも信じられないですが、乗ってしまう客もすごいです。
不思議なのは脱線したのは前の車両じゃなくて、後ろの車両とのこと。ふつう前から脱線しそうなものですが、、現場は急カーブでもなさそうですし。
原因は高温でレールがゆがんだ?
原因は特定されていませんが、6月4日にも急行列車が脱線した事故があり、原因は高温でレールが歪んでいたためとのこと。38度クラスの酷暑が続いている台湾、同じような事故がこれから多発する可能性もあります。
レールには熱対策がされていると思うのですが、想定を上回る高温だとゆがんでしまうものなのでしょうか。