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止まらぬ円安で 1台湾ドル=3.7円 となり、台湾人の爆買熱復活。55インチの大型液晶テレビを日本で買って台湾に持って帰る猛者も現る。

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 トランプがアメリカ大統領に当選してからと言うもの、円安が止まりません。今日は1ドル=118円にまで下がりました。

 ニュー台湾ドル(台湾元)はドルと連動しているわけではありませんが、ほぼドル円レートと同じように推移します。さっき確認したら1台湾ドル=3.7円となってました。

台湾人の爆買・再燃

 円安に伴い、台湾人の日本旅行熱がよりいっそう高まり、一時沈静化していた爆買も復活しました。

 台湾では日本のものが輸入されており、大体のものは普通に買えるのですが、関税がかかっているのとメーカーがぼったくり価格をつけていたりするので、日本で買うよりずいぶん割高になります。特にソニーとかキヤノンなどの有名メーカーは台湾の人たちの親日につけこみ、そうとう高いです。

55インチの液晶テレビを日本で買って、台湾に持って帰る強者も

 今のレートだと、日本で55インチのブラビアを買うのと、台湾で買うのとでは相当な価格差があるそうです。その価格差は受託荷物の負担額を覗いてもiPhone 7が買えてしまうくらいだとか。

 なので台湾人の中には、日本で買って強引に持ってかえってしまう人もいるようです。

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快去搬!日本買55吋電視回台 居然省下1支iPhone7 | 即時新聞 | 20161215 | 蘋果日報

 ウォシュレットとか炊飯器とか、オーブンレンジとかダイソンの掃除機とか、かなり大型のものを日本で買って持って帰っている人はよく見かけますが、さすがに大型液晶テレビを持って帰っている人は見たことがありません。

 手間とか大変さとか、破損しないかどうかとか神経を使うことを考えると、あまり旨味があるようにも思えませんが、台湾人の中には手間とか度外視で、どれだけ安く買えるかに情熱を燃やす人も多いです。

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大型テレビが大好きな台湾人

 日本は住宅事情や一人暮らしの増加もあってか、55インチもの大きさのテレビを買う人はそうそういないと思います。でも台湾人はいまでも家族団らんでテレビを見ている家庭も多く、リビングにはドーンと大きいテレビが置いてあります。中国や東南アジアではサムスンの人気が高いようですが、台湾ではやはり今でもソニーが人気です。

 日本で消滅してしまったSANYOはなぜか台湾ではブランド名としては生き残っていて、これも人気です。台湾の鴻海(フォックスコン)が買収したシャープはあまり売り場でも見ません。

それでも東北の食品輸入には厳しい

 先ごろ、日本から輸入された納豆のタレが茨城の工場で作られたということで大問題となりました。台湾では東北の被災地と関東の一部の県のものがすべて輸入禁止となっているのです。納豆自体は問題なくても、タレが該当地域生産ということでやり玉にあげられたのです。

 タレからはもちろん放射線も検出されませんでしたが、それでもダメでした。損害はすべて輸入会社がかぶるそうです。台湾の国民党は基本的に反日で、蔡英文総統を叩く材料となるため、こうした日本の輸入食品を徹底的に調べて逐一告発しています。台湾の商社は日本の食品を扱うのを控えるようになるでしょう。

 しかし、数多くの台湾人は依然として東北を含めた日本に大挙して訪れていますし、爆買を続けています。商社が日本の食品を取り扱わなくなれば、旅行のついでに人気のある日本の菓子などを爆買してネットで売りさばく台湾人がまた増えるでしょう。商社が台湾のスーパーに日本の食品を卸す前の状態に戻るだけのことです。

 私は台湾で割高な日本の食品を買うことはほとんどなく、特に困りませんが、金持ち駐在員やそのご家族や日本好きの台湾人にはけっこう大問題です。この東北被災地の食料輸入禁止問題はまだまだ波乱含みなので、また記事にしてみようと思います。

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