台湾は中秋節の大型連休に入りつつありますが、なんと2つの台風が襲来するという大変な連休になっています。
台湾の南をかすめる台風14号
台風14号はもともとの予報では台湾の中心部を直撃というものでしたが、少し南にそれました。大きな被害が予想される東部と南部ではすでに台湾軍が派遣され、警戒にあたっています。
また、台東や高雄では全日「休業、休校(停班停課)」の公布が出て、仕事も学校も休みになることが決定しました。中部はまだ発表待ちですが、台北や基隆、桃園などの北部は普通に仕事も学校もあります。明日台北が全日「休業、休校(停班停課)」となってしまうと、学校は5連休になってしまうところでした。
休みはありがたい反面、非常勤の仕事なので給料が減ってしまうのが辛いです。学校が始まったばかりでいきなりペースを崩されそうになり、焦りました。
台湾の北をかすめる台風16号
14号に対して、16号は予報では北をかすめる進路となっています。こちらは中秋節連休の後半に影響を与えそうです。南からは14号、北からは16号という挟み撃ちで、連休中ずっと暴風雨という地方もありそうです。
16号の予想進路は、台湾の予報ではかなり北にそれるとされていますが、日本の予報では台湾北部に接近しそうです。14号の予想進路も日本の予報のほうがあたったし、16号も日本のほうが当たるかもしれません。
いずれにせよ台湾中秋節名物であるバーベキューができない家庭も増えそうです。
台風襲来前からまた水浸しになる桃園国際空港
今夏、台湾の玄関口である桃園国際空港が豪雨被害を受けて浸水するという事故がありました。
なんと今日、また水浸しになっています。
桃機又淹!水管脫落 候機室走道積水-民視新聞
台風による影響というわけではなく、排水管が外れたのが原因とのこと。明日、明後日と台風による大雨が降ることとなりそうですが、かなり心配です。