昨年の数十年に一度という寒波の影響で、今夏の台湾の果物はかなりの打撃を受けています。マンゴーが不作ということは前書きましたが、スイカも不作とのこと。不作の影響で今年のスイカ価格は例年の1.5倍近くと高騰しています。
スイカ泥棒が跋扈し、警官が出動
スイカの価格が高くなったため、南部の産地ではスイカ泥棒が現れ、収穫前のスイカを盗み出す事件が横行しています。そのため、農家は自分で対策をこうじているほか、警察もスイカ畑をパトロールしています。
去年、強烈な台風が台湾を襲い、バナナ価格が高騰した時もバナナ泥棒が現れました。農作物を盗んだところで大した儲けにならないと思うのですが、泥棒もセコい犯罪をしなければならないほど逼迫しているのでしょうか。
西瓜量減價飆 警察出動護瓜防竊-民視新聞
バナナの収穫量は回復傾向にあるとはいえ、まだ例年に比べると高いです。例年ならマンゴーがそろそろ出回る季節ですが、まだスーパーには並んでませんでした。市場にあるのは見ましたが、例年に比べるとこぶりだし、値段も高めでした。去年は少雨のためマンゴーが豊作で甘さも格別でしたが、今年は正反対となり残念です。去年はかなりマンゴーを食べましたが、今年はそんなに食べられそうにないです。
現地で暮らしているのでマンゴー高騰の影響を受けてしまいますが、日本からくる旅行者の人は円高なので去年と同じか、それよりもっと安く食べられると思います。