1993年11月発売のCanonの大三元の初代Lレンズ、EF 28-70mm F2.8 L USMで台北のネコを撮りました。
いつもスクーターに乗ってる台湾のネコ
どこかの家が飼っているのか、それとも近所の人たちに可愛がられているのか、ぜんぜん人を恐れません。台湾の野良猫は警戒心が強いので、飼猫の気がします。
初代F2.8通しの大三元Lズームレンズの描写
このLレンズ、20年以上前のレンズとはいえ、繊細かつシャープな写真がとれます。
個人的には現代のカリカリ超解像度の描写より好みかもしれません。特に独特の色乗りの良さがすばらしい。
中古なら5万円くらいから買えます。
今では製造できない有鉛のクリスタルガラスを使っているため、現行製品には出せない色を出すとも言われて、現在でもこのレンズを使い続けている人もいるそうです。
私も末永く使っていきたいと思います。
私は20万円もする最新のF2.8ズームを買えません。
でも5万円くらいならなんとか買えるので、あこがれの大三元F2.8通しのLズームレンズを買いました。
最新型と違うのは広角の画角で、最新型は24mmスタートなのに対して初代のは28mmスタートです。
初代大三元Lズームと最新型との違いとは
私は広角レンズは他に持っているし、標準ズームレンズとして使うなら28mmスタートで問題無いので、いい買い物したと思っています。
この初代のLレンズ、さすがに20年以上前のものだけあって、中玉が曇っているモノが多いそうです。
買う時は曇りがないか、しっかり確認してから買うようにしてください。私のはぜんぜん曇ってなくてピカピカです。
大事に使っていこうと思います。
Lレンズには35mmフルサイズのカメラ
このレンズを使う場合、やはり35mmフルサイズでないと真価を発揮できません。そのフルサイズも一昔前まで30万円以上だったのにずいぶんやすくなりました。
後継機が出て安くなった Canon EOS 6Dがお手頃価格です。
今買うならCanon EOS 6D Mark 2 がおすすめ
EOS 6Dの後継機は初代発売から5年の時を経て、かなり機能は強化されました。
EOS 6D Mark 2はAFポイントが45点と大幅に増え、バリアングル液晶搭載です。
AFポイントが増えるのはうれしいですが、初代6Dでも何とかなります。あとバリアングルもなければないで構わないです。
EOS 6D Mark 2には「デュアルピクセルCMOSセンサー」が搭載されています
この「デュアルピクセルCMOSセンサー」が搭載されていると、ミラーレス一眼カメラのようにライブビューで撮ることができます。
初代6Dでもライブビュー撮影はできますが、オートフォーカスが遅すぎて、あまり使い物になりません。
やはり写真は光学ファインダーで撮るのが楽しいものの、時々ライブビューが活躍すること場面も多いです。
しかもバリアングルなら鬼に金棒と言ったところ。今の初代6Dに不満はありませんが、価格次第では買い増したいところです。