台湾は少子高齢化の進み方が世界一で、2025年には超高齢社会へ突入します。
2018年にはすでに「高齢社会」にさしかかっているようです。
日本より急速に進む台湾の少子高齢化
日本は高齢化という点で台湾に先行しています。
しかし台湾の出生率は日本を大幅に下回っており、世界最低となっています。
このままの状況だと早晩台湾は日本を抜いて世界一の高齢化社会となるかもしれません。
台湾の少子高齢化を報じる動画ニュース(中国語)はこちらを見てください。
日本より元気な台湾の老人
ただ台湾の場合、日本よりお年寄りが元気で、社会で活躍している気がします。
そもそも台湾は自営業の人が多く、80才以上の人が屋台を引いて商売しています。
また、各地の老人コミュニティも活発で、朝早くから太極拳や元気なダンスをしているところがいたるところで見られます。
宗教コミュニティも日本より間口が広く、道教・仏教・キリスト教・その他新興宗教でも老人は活き活きとボランティアしたり布教したり祭りをしたりしています。
今後の台湾の国民保険が危ない
台湾は日本の国民皆保険を参考に、「健保」の制度が完備しています。
いくら元気な老人が多いとはいえ、病気になる頻度は高く、このままなんの対策もしなければ破綻してしまうでしょう。
台湾の出生率は全く上がる気配はありません。
私の知人の台湾人女性たちも結婚している人はごく僅か。
台湾の女性は日本よりキャリア志向が高く、仕事一番という人が多いような気がします。