台湾のドラッグストア・薬局や大型スーパーならどこでも売っている「白花油（バイホァヨウ」という薬があります。
「白花油」はマレーシアの華僑（福建系）である顏玉瑩が開発した薬で、香港やシンガポールでもとてもメジャーな薬として知られています。
白花油の効能とは？
この「白花油」、効能に
- 風邪
- 頭痛
- 腹痛
- 酔い止め
- 火傷
- 切り傷
- 虫さされ
等に効くと書いてあります。
ほんとかよ、とツッコみたくなるほどですが、これが中華圏に有りがちな誇大広告ではなく、本当に効きます。
特に頭痛にはよく効き、これを塗ると頭がスッキリします。
今週一週間、ひどい風邪をひいて、ずっと高熱が出ている状態で授業をしていたのですが、一日９時間とか、６時間も授業をする日があるので、途中で意識を失いそうになりました。
そういう時、この「白花油」をとにかく頭とか首に塗りまくりました。
そうすると意識が飛ぶのを避けられます。しかし、メントール系の刺激があり、塗りすぎて目に入り涙が止まらなくなりました。
白花油には色んな漢方が入っているらしく、香りもとても良いです。
この香りをかいでいるだけで元気が出ます。鼻の下にちょっと塗るのもオススメです。ただ塗りすぎるとやはり涙が出ます。
台湾の蚊対策に最適な白花油
あと、虫さされに対する効果もばつぐんです。
台湾の蚊は日本のよりも凶暴で、刺された時の痒みも酷く、時には痒いというよりも痛いのですが、そういう時に白花油を塗るとかなり緩和されます。
日本のムヒとかよりも効きます。
というか日本の虫さされの薬はあくまでも対・日本の虫なので、亜熱帯・熱帯の強力な虫にはあまり効果が無いように感じます。
おみやげとしてもオススメな白花油
日本では「タイガーバーム」がわりと有名ですが、タイガーバームの臭いが苦手な人も多く、万人にお薦めできません。
白花油は清涼な香りなので、誰にでも薦められます。
台湾から日本へのお土産として買って帰る人も多いようです。
白花油の値段はいくら？
白花油は小さいものなら50元（150円）くらいで、手頃に買えます。
私は大好きで常用している薬なのですが、やはり個人によって合う合わないはありますので、最初は小さいモノから試してみるのが良いと思います。
大きいモノのほうがお得なので、合うようならお買い求めください。
白花油だけではなく、台湾には「緑油精」などいろいろな種類の薬がありますので、いろいろ試してみるとおもしろいですよ。