台湾第3の都市、高雄にマスコットキャラクターができました。
台湾も日本をまねて、最近いろいろ「ゆるキャラ」を作るようになってきました。
台湾にもクマ好きが多いのか、クマを元にしたキャラクターが多いのですが、高雄市のゆるキャラが熊本のゆるキャラ「くまモン」に似すぎなのではと物議を醸しています。
くまモンはこういうほっぺに赤い丸のある黒いクマですよね。
高雄の「ゆるキャラ」=「高雄熊」の驚きの姿とは?
そして高雄のゆるキャラは次の画像の左側です。
胸がV字模様に白くなっているところと、下半身が「客家」の布になって胸に模様がある以外、ほぼくまモンと言ってよいでしょう。
これは流石にパクりすぎでは?と日本人なら思ってしまいますが、台湾での反応はどうなのでしょう。
高雄熊とくまモンに対する台湾人の反応は?
現地・高雄の人たちの間でも「さすがに高雄熊はくまモンに似すぎではないか」という声が出ています。
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そもそも、この「高雄熊」は、310件の公募の中から選ばれ、高雄師範大学の学生がデザインしたそうです。
無意識のうちにくまモンに似せてしまったのか、それとも意図的なのか、真相は分かりません。
くまモンは二次利用の基準がゆるくて、台湾でも爆発的な人気を誇っています。
でもほぼそのまま他都市のマスコットとしてしまうのは流石に文句を言われそうですが。
くまモン激似・高雄熊の現在とは?
このくまモンのパクりのようなゆるキャラ「高雄熊」、熊本県が大人の対応を見せたのか、大して問題にならず、今でも元気に活動しています。
台湾と日本のゆるキャラの交流も広がってきていて、なかなかの経済効果も生んでいます。
もともとは、みうらじゅん先生のちょっとした企画だった「ゆるキャラ」ですが、国を越えて活躍しています。