台湾最大の国際空港である桃園国際空港が「寝心地のいいアジアの空港ランキング」で第6位となりました。
空港泊がしやすい桃園空港ですが、なにが評価されたのでしょうか。
桃園国際空港が評価されたポイントとは?
なぜ桃園国際空港が選ばれたのかというと
- 待合室ごとに台湾の文化を違うテーマで紹介している
- 書道の体験も楽しめる
- シャワールームや図書館、リクライニングシートなど設備が充実している
- 清潔でスタッフが親切
- Wifiサービスが無料で速い
という点が評価されたとのこと。
無料のWi-Fiが強力で速いというのは同感です。先ごろ開通した桃園メトロ(MRT)空港線のWi-Fiも速いし、台湾のWi-Fi環境は日本の数倍優れています。
対して関西国際空港のWi-Fiは全然ダメ、まったく繋がりません。岡山空港のWi-Fiのほうがマシです。
その他のシャワールームとか図書館のことは知りませんでした。何十回も乗っているのに知らないので、わかりにくいところにあるのかも。
わたしの桃園国際空港での空港泊体験
近年、台湾でもLCCが普及してきて、便利になりましたが、発着陸が深夜や早朝ということも多いです。
3、4年前にジェットスターで関空に飛んだのですが、出発が早朝だったので前日深夜から桃園空港に行って寝ることにしました。
以前、友人に桃園空港で寝るのはとても快適だったと聞いていたので安心して行ったのですが、ほとんど寝ることができませんでした。
寒すぎる空港内
桃園空港内にはソファーや大きなイスも多いし、無料で飲める水もあるし、トイレは綺麗だし設備は問題ありません。
警備もしっかりしているし、監視カメラも多く、一人でも安全上問題はありません。
ただ一つ、大きな問題はクーラーが効きすぎて寒すぎたことでした。
空港に泊まった日は8月の終わりでまだまだ真夏。台北は35度以上ありました。
しかし空港内は晩秋の日本かと思うくらいに寒く、半袖だと震えるくらいでした。
寝ようと思っても寒さで寝ることができず、ときどき外に出て体を温めては中に入るということを繰り返していました。
外はサウナのように暑いので、一瞬でメガネは真っ白に曇るし、恐ろしい温度差で体の調子が悪くなりました。
あまりに出たり入ったりしているので、警備員に怪しまれてマークされてしまいました。
なぜこんなにクーラーが効いているのか疑問ですが、台湾人としてはサービスのつもりなんでしょう。台湾の玄関口である空港で暑すぎると思われてはメンツにかかわると思っているのかも。
桃園空港で寝るときは防寒具必須
桃園国際空港に泊まって、寝るためには真夏でもちょっとしたジャケットとかパーカーみたいな防寒具が必要です。
この間、桃園空港で寝ている台湾人を見ると、やはり夏でもパーカーみたいなものを身体にかけていました。
空港内だけではなく、電車やバス、MRTなどでもクーラーがガンガンにきいているので、特に女性は真夏でも一つはおれるものを持っておくと良いと思います。
冬は冬で、台湾は暖房が貧弱だったり、そもそも設置されてなかったりするのでやはり防寒具は必須です。
冬の台湾北部は雨が多く、骨身にしみいる寒さになるので、ダウンジャケットみたいなのがおすすめです。南国台湾で大げさなと、私も思っていましたが、寒いときはかなり寒いです。
LCCで来てホテル代わりに泊まれる桃園空港
空調が効きすぎて寒すぎるという欠点はありますが、その他は快適です。
LCCの飛行機で深夜に来たり、出発が早朝という場合、空港で泊まるのはホテル代と時間の節約にもなるしおすすめです。
台湾の場合、カプセルホテル的なものはないため、サウナに泊まるという人もいます。
サウナは500元(約2,000円)くらいで大浴場もあり、快適なのですが、いかがわしいサービスを行っている店があったりするので、中国語があまりできないなら避けたほうが良いと思います。
桃園空港の場合、空港スタッフはだいたい日本語ができるので安心です。