Z=179 綱渡りの絆
囚われの身のDr. ゼノを追って、スタンリーたちが戦闘機で猛追してきています。
アマゾン川を目の前に、山に阻まれた千空たちはロープウェイで切り抜けようとします。
ロープウェイといっても、カーボンと鉄のケーブルを張って、滑車を乗せて荷物を運ぶというもの。
最大積載量160kgだから、何度も往復しなければなりません。
コハクが落ちたスイカを助けようとして絶体絶命。
なんと氷月がコハクに手を差し伸べて助けます。
Z=180 悍ましくも美しく
アマゾンの熱帯雨林につき、南米横断ウルトラレースがはじまります。
密林に阻まれててスタンリー達も戦闘機では追えません。
人類石化の原点まであと少しですが、アマゾンには
- 寄生スナノミ
- 吸血カメムシ
- 巨大ヒル
等々、恐ろしい生物がひしめいています。ピラニアやワニも獰猛で危ないです。
千空はゴムブーツで脅威を防ぎます。
ただ、一番気をつけなければならないのはアマゾンの王・地球最強の生物
軍隊アリ
です。
集団で襲って動物を骨にしてしまうほど獰猛なアリです。
地理学者チェルシーはその軍隊アリを捕獲してアルコールに漬けて、そのエキスを身体に塗りたくることで忌避剤とする荒技を使います。
アマゾンの虫対策も終わり、難なくアマゾン川を下って、ついに石化の爆心地に着きました。
そこには見渡す限り大量の石化装置(メデューサ)があります。
Z=181 NEW WORLD SCIENCE
爆心地にあったすべての石化装置が電池切れです。
千空たちはスタンリーのレーダーを逃れるためにステルス艦を製造することにします。
形をステルス艦ぽくして、電波吸収材として炭素粉末のゴムを付けますが、所詮はステルスっぽい感じになるだけ。
クロムが石化装置(メデューサ)がステルス性能を有するということに気づいて、船に貼り付けることでステルス艦が完成します。
Z=182 DIAMOND HEART
石化装置(メデューサ)を分解してみると、黒ずんだダイヤがあり、それが動力源のようです。
まだ新品のようなダイヤもありますが、それは劈開面(原子の結合力が弱くて割れやすい面)にヒビが入っている不良品でした。
千空たちは動力源となるダイヤモンドを得るためにダイヤモンドを作ることに決めます。
Z=183 STONE SANCTUARY
人工ダイヤは研磨材で、動力源の天然ダイヤは採掘しなければいけません。
地理学者チェルシーの指摘でアメリカ組はラッセン山へ、千空たちの船はアラシャに向かいます。
アラシャとはアマゾン川に堆積したレアメタルがたくさんある石の聖地ストーン・サンクチュアリです。
千空のロードマップにある超合金の街とはアラシャのことでした。
科学者であるゼノも千空の意図は察していて、スタンリーたちにメッセージをすでに送っています。
Z=184 メデューサの砦
千空はゼノが仲間達に知らせていたことを察していたので、アラシャで堅固な砦をつくり、スタンリーを迎え撃つ作戦に出ます。
銃火器を持つスタンリーを倒すためには、石化装置(メデューサ)で自爆しかないという結論に。
Z=185 美しき劈開面
- 時計職人・ジョエル
- カセキ
たちが、がんばってダイヤを作っても石化装置(メデューサ)が一向に起動しません。
クロムとカセキが石化装置(メデューサ)に付いていたダイヤ電池はすべて劈開面が真ん中にあって、キレイに割れることに気づき、そのことに秘密があるのではないかと推測します。
石化装置(メデューサ)の再起動まであと少しといったところです。
フランソワとスイカが石化装置(メデューサ)で自爆した後に皆を復活させるために砦から離れることになります。
ちょうどその時、スタンリー達が来襲。
スイカ達の目の前で、スタンリー一行の女性兵士がクモに刺されて心停止してしまいます。
フランソワは負けることを恐れて、捨て置こうとしますが、スイカが千空からもらったニトログリセリンで助けてしまいます。
当然スイカは見つかってしまい、絶体絶命。
Z=186 刃十人十色
絶体絶命の中、フランソワは自分たちが「民間人」であることを宣言、スイカは医師という言い訳でなんとか命だけは助かります。
Z=187 CYBER GUERRILLA
フランソワが千空たちに無線で居場所を知らせたことで、先制攻撃ができました。
しかし、スタンリー達は銃火器を持っている上に近代戦のエキスパートです。
この劣勢からどう戦っていくのか、森林での乱戦になれば近接攻撃のほうが有利かもしれませんが。
やはり勝利のカギは石化装置(メデューサ)にかかっているでしょう。
石化装置(メデューサ)の動力源であるダイヤを作ることができるのか、カセキの腕にかかっています。