台湾のタクシーは日本とだいぶ違います。
台湾のタクシーは安い
まず料金が安く、観光などでちょっと乗るくらいなら、100元(約370円)くらいですみます。
2,3人で乗るならMRTより安くて楽です。
台湾タクシーの名称
台湾ではタクシーを計程車(ジーツェンツァー/jì chéng chē)と言います。
日本人が大学で第二外国語で習う中国大陸の中国語ではタクシーを「出租車(チューズーツァー/Chū zū chē)」と習いますが、台湾ではそういう言い方はしないので注意が必要です。
台湾Youtuber・Iku老師のおもしろタクシー動画
現地在住ならではの「おもしろタクシー情報」を台湾で有名な日本人ユーチューバーで友人の「Iku老師」が動画にまとめています。
Ikuさんに動画紹介の許可をもらったので、ちょっと詳しくご紹介します。
中国語がある程度分かる人はまず動画を見てみてください。
仏教の歌
まずIkuさんが紹介するのは、タクシーのドアを開けたら大音量でお経と仏教音楽が流れ出すタクシー。
こういうタクシー、私も遭遇したことがあります。
台湾は信心深い人が多くて、いつも感動します。
でも、私が乗ったタクシーはバックミラーにたくさん数珠とかお守りがついている上、フロントガラスの前に仏像や仏教グッズが所狭しと乗せられていてミニ祭壇と化していました。
運転手の視界が悪そうで、お経を聞きながらこのまま極楽へ連れて行かれるのではと怖かったです。
日本の製品の品質をほめるタクシー運転手
次は「日本の製品やブランドをほめる」タクシー運転手。
こういう人も多いですね。
日本の家具や電子製品に対して、台湾の人はまだまだブランドを感じていてくれて、日本人とバレるとよくほめてくれます。
でも動画でIkuさんが言っているように、台湾で日本の製品は高いです。
家族と急に電話しろと無茶ブリするタクシー運転手
タクシー運転手と話していたら、家族が日本に行くから電話して何か声をかけてやってくれという無茶振りをさせられるというお話。
私はあんまりタクシーに乗らなかったから、タクシーではこういう経験はないですが、他の場面でこういうことはありました。
いきなり知らない人と電話で会話しようにも、「がんばって」くらいしか言えないですよね。
政治の熱い話をするタクシー運転手
タクシーの運ちゃんが政治談義をずっと話す、というのもよくある光景ですね。
日本人だと分かると、日本の政治をほめてくれる反面、台湾の政府を猛烈批判しはじめます。
政治の話自体は面白いことも多いのですが、ヒートアップしすぎて前をあまり見なくなる運転手も多いです。
遠回り or 道間違いするタクシー運転手
台湾でも時々あるのが遠回りしてるんじゃないか、もしくは道を間違えているんじゃないかというタクシー。
悪質なタクシーはだいぶ少なくなっていますが、時には悪い運転手もいます。
Ikuさんの場合、ラジオ・テレビ・ユーチューブで活躍されているので、タクシー運転手に認知されていることも多く、指摘するのも躊躇するようです。
無愛想なタクシー運転手
ときどきいるのが、無愛想でサービス精神のかけらもない運転手。
台湾はサービスが良すぎる人から、サービス精神のカケラもない人まで、振り幅が大変大きいです。
ロック大好きタクシー運転手
最後は1のお経を流す運ちゃんと似ているのですが、大音量でロックを流す運転手。
ヘッドバンキングをしつつノリノリなのはいいですが、単純に危ないですよね。
Iku老師のチャンネルはこちら
そのほかにもIkuさんのチャンネルには面白い動画がたくさんあります。
中国語ですが、動画で漢字の字幕がつくので、だいたい内容がわかると思います。
⇒ 「Iku老師」の Youtube チャンネル
Ikuさんは日本語のブログもあります。
→ Iku老師の日本語ブログはこちら