もともと20年くらい前にブラック企業のパワハラでうつ病になって、何とか寛解して台湾に移住していた。環境を変えて、台湾の気候や気質も自分に合っていたため、だいぶ元気になっていたが家族の病気により帰国した。
戦争とうつ病再発までの道のり
日本の同調圧力が強い社会で、また心療内科に通う日々になっていた。
それでもまあ何とかやっていっていたが、コロナ禍で日本の同調圧力がさらに強くなって、完全にウツがぶり返してしまっていた。
それでも、何とか立て直そうとしていたが、2022年2月24日木曜日にロシアがウクライナに侵攻して、一年経っても終わらない戦争がはじまってしまったところから、もう自分では為すすべがないほど悪化してしまった。
毎日繰り返される民間人の被害の報道、とりわけブチャの事件。
それまでもシリアの内戦や、もっと昔で言うと南オセチア、アフガニスタンの戦争等、胸が締め付けられる深刻な事態は数多く起こっていた。
うつ病が治る兆しが無い
でも、ウクライナとロシアの戦争が異なるのは、毎日の報道の量が桁違いに多く、日本とアメリカとの関係から、日本が否応なく反ロシアの立場でこの戦争に関わらなければならなくなったことだ。
さらに、この戦争で世界のパワーバランスが崩れて、戦争の帰趨次第では中国が台湾に侵攻するのではないかという懸念も高まっている。
ウクライナが世界的な穀倉地帯であり、ロシアも資源輸出国だから、物の値段がいまだに上がり続けていて、満足に働けない自分は不安が高まるばかりだ。
不可逆的に変わってしまった自己
世間のうつ病ではない人たちは、ウクライナの戦争や安倍元首相の事件、統一教会の問題、最近繰り返される銃による事件に驚きながらも、普通に日常生活に戻り、あれだけ騒いでいた新型コロナウイルスも、まだ解決していなくとも果敢に日々を生きている。
自分だけはもう不可逆的に変わってしまって、もう前のような、ある種平穏で鈍感な気持ちで日々を過ごすことができそうにない。
自分は世界の悲惨さと関係なく過ごすという器用なことができない。
うつを抱えながら現実を見据えて生きていく
戦争や疫病など、世界の色んな解決不能な問題をいっそ見なければ良いという選択肢もあるけれど、やっぱり世界の悲惨さに目を背けることはできそうにない。
現実的でできる範囲での自分の方法は、適度に報道を見て、正確な情報を得て、できるかぎりのことをするしかないと思う。
問題はSNSで、特に最近のTwitterは憎悪を煽るような、対立を惹起するような話題ばかりが巡っている。
SNSはそういう投稿がアルゴリズム的に強いから、目にすることが多くなってしまう特性があるから、できればTwitterは断捨離していきたい。
ツイッターの代替としてBlueSkyが良さそうだけど、未だに全然招待コードが得られないし、そのうち人が多くなればまた問題がでてくるのではないだろうか。
となれば、自分が1999年から、もう足かけ24年くらいやっている、この個人サイトでつらつらと自分の心情を書いて、整理して、あわよくば自分と同じうつ病などで苦しんでいる人の少しでも助けになればラッキーくらいの感じでやっていくのが良い塩梅な気がする。
画像生成AI Stable Diffusion Web UI で遊ぶ
最近またブログを再開してみようと思うきっかけとなったのは、巷で話題の画像生成AI。
著作権うんぬんで色々問題となっているけど、ブログのアイキャッチとして使う用途で著作権的にアウトな画像を後悔しなければ大丈夫だと思う。
本記事では Stable Diffusion Web UI モデルは「BreakDomain」を使って水彩画風の古代ローマ風の女性画像を出してみた。
ノートPC だけど、NvidiaのGeforce RTX 3060 VRAM 6GBでも結構使える。
Stable Diffusion Web UI は導入が割と大変だし、それなりのPCがいるが、Bingの画像生成は無料で楽しめるので、うつで元気が出ない時とかは試してみると良いと思う。なかなか感動。